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お気に入りのコンテンツや出来事に対して感想を書くブログ。
バカな子アストレアを加えて、ちょっとずつ話が見えてきた本シリーズ第6巻。
前巻から登場のアストレアを使って、お約束通り展開されるバカ話が楽し過ぎ。アストレア自身よりもアストレアを使って遊ぶ美香子とかイカロスの反応が面白くて仕方ない。
特にお気に入りなのが、智樹を始末しようと手をかけたその時に、「なぜか」買物帰りに通りかかったイカロスと、彼女に脅されるアストレアがツボ。もう不遇としかいえない彼女の運命がかわいそうになってきた。近接戦闘ではイカロスを上回るとまで言われるその実力を披露して、名誉挽回できるんだろうか。
そんな中で感情表現が元々豊かなニンフは、一人乙女街道を驀進中。すっごいかわいい表情を見せてくれて、読んでてたまりません。愛情に飢えた過去を見せられていることもあって、余計に応援したくなりますな。
シリアス面では、ついにシナプスのベールがはがされることに! ちょっと硬派なSF設定も期待できる感じで先が楽しみになってきた。
2009.11.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック
久しぶりに読んだ一般レーベルの文庫。ミステリー小説にしてはキャラが立っていて読んでて楽しかった。出版レーベルは創元推理文庫で、本来ライトノベル系のレーベルではないのでブログのテーマは小説で。ラノベじゃないのに、あまり本を読まない私にまで情報が来るなんて、ネットの凄さと読者のチェックの細かさにただただ感心するばかり。
本書を読んだ印象は、投げっぱなしの伏線もなく、大して気にもしなかった描写が伏線になっていたりと、結構細かく丁寧に書かれているように思えるかな。この辺はさすがミステリー作家だと感心。あとはキャラ同士のやりとりが軽妙で、ノリがラノベに近いのが本書の魅力だと思う。読書メーターを見ると読者は結構いるようで。
こういうミステリー小説は下手に書くと面白くなくなるかもしれないのがつらい…。一応隠して以下続き。
2009.11.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
精神的に徐々に成長を見せるエンジェロイド達。恋の味を知った彼女達の初々しさがたまらない。手を触れるだけでどきどきしたり、涙があふれて来たり、見てるこっちがこっぱずかしい。ニンフの恋しちゃってる女の子姿もドキドキものだけれども、只々マスターと手をつなぎたいのに勇気が出ないイカロスもどんだけ乙女やねん、といいたくなるくらいかわいすぎ。
あと、もう一人新キャラのアストレアが出てきてもう大変。この子のドジっ子ぶりがまたかわいいんだ、これが。
ごめんなさい。1巻読んだ時には見くびってた。こんなにかわいらしく女の子を描いてくれるなんて思いもしなかったよ。久々にごろごろ転がったコミックだわ。
そうそう、イカロスが歌を歌うシーンが出てくるけれども、アニメではちゃんとこのシーンをやってくれるんだろうか。ぜひ見てみたいなあ。
2009.11.25 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック
『あまーい恋しよ』のRicoがリリースする単行本第二弾。前作と同じく甘い恋愛が詰まった作品。
女の子の好きって気持ちを描く手腕は健在。その上で、今作は「はちゅえち」のタイトル通り、よりエッチなことに力を入れて描いた意欲作。
全体的なタッチはあんまり変わっていないんだけど、エッチシーンだけよりハードにとろっとろに蕩けた女の子の表情が見れるように。よりエッチくなったので悪くはないんだけど、そのシーンだけ浮いている感じがしてちょっと違和感があったかな。個人的には前作くらいの濃さがリアリティがあって好きだったんだけど、うーん…。らぶらぶさとハードさを兼ね備える所が今後の課題なのかな。変にいい所を潰さなければいいけれど。
設定も3Pとか身持ちの堅い修道女とかバリエーションを持たせてくるなど、ストーリー展開もいろいろ試しているようですな。がんばれー。
パンドルショーツネタは笑った。あれ、男からすると結構びっくりすると思うなあ。次はどんな作品描いてくれるか楽しみ。
2009.11.24 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック
タイトルの通り、ラブラブなあまーい恋心をテーマに書いた作品。
女の子の「好き」って気持ちを描いた秀作。セックスを通してお互いの「好き」を確かめ合うシーンが凄く自然で眩し過ぎる。なんというか、少女マンガの乙女心を洗練して抜き出したエッセンスを存分に詰め込んだ感じ。「好き」って言葉だけでは、「手をつなぐ」だけでは収まらないピュアな思いが溢れ出ていて、好き好きオーラの出方が半端じゃない!
そうそう、全体的に巨乳系かも…。体つきがやわらかいので作風にあってはいるかな。作風とかわいらしいキャラデザがまたぴったりなのだ。それでもって意外と情熱的だったり。
ピュアな乙女心にドキドキしたい方はぜひお勧め。この作家さんの将来が楽しみだわ。
2009.11.24 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック
ニンフが家族になるお話。智樹は最近のハーレム主人公と違って妙に行動力あるのが魅力といえば魅力だなあ。ニンフを解放するために奮闘したり、そはらを助けるために、怪物と化したイカロスと格闘してみたり。
「命令してくれなきゃやだっ」とそっぽを向くニンフかわえええ。マスターに必要とされようと奮闘するニンフがかわいくてかわいくて仕方ない。
毎回必ず一回は覗き回が入っているけど、今回の覗き回はどこまでアニメでできるんだか。無理やり湯気でなんとかするのだろうか。
夢に出てきたエンジェロイド(?)は一応本体が存在するらしい。新大陸ならぬ「シナプス」の謎と新大陸発見部がリンクし始めたり、設定と話が繋がり始めて面白くなってきた。
2009.11.22 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック
ニンフがかわいらしい女の子に。こんなにもかわいらしい子だったのね。イカロスの泣いているシーンもそうだけど、女の子を見せるのが上手いなあ。
しかし智樹の変態っぷりにも磨きがかかってきたな。女体化までして女風呂覗くかあんたは! こんなエピソード連発してたらアニメ化の話が出ると確かにサプライズだったのかもしれない。
読んでいるうちに、空美町の世界にどんどん引きこまれていく感じ。
2009.11.22 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック
これが噂のぱんつ・ざ・リターンか!
コメディの中に、徐々にシリアスな部分を入れてきましたな。これが作者のスタイルなのかもしれない。シリアス風味が出てくると、今までのコメディ部分が俄然おいしく感じられるようになってきた。
アニメ版の方が、ニンフの登場シーンとか自然に作っている印象。原作のコミック版は、本筋のシリアスストーリーを早めに展開させたいようで、ニンフの本当の姿やイカロスの精神面での成長の描き方が少し唐突な印象を受けた。コミック版のみ読んでいるなら、それほど気にならないかもしれないけど。ニンフと出会うシーンを見る限り、シリアス面のきつさは予想以上らしい。完結した暁には、1巻当初とはまったく異なる印象を抱いていそうだ。
そういや飛ばされた夏祭りエピソードはどこでやるのかと思ったら、アニメ版9話で放送か。楽しみだわ。
2009.11.22 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック
GOSICK短編集第三弾。短編シリーズはやっぱり面白い。
今作は、手記形式で書かれた書物の背景を、ヴィクトリカが読み解く形を取っている。謎解きが主になるので、どうしても書物の内容が大半になるんだけれども、その合間に見せるヴィクトリカと久城のやりとりが微笑ましくて仕方ない。ぷっぷくしたほっぺのヴィクトリカがかわいらしくてかわいらしくて。
本作のテーマは「視点」だろうか。ミステリー物としては基本中の基本のテクニックなんだろうけれども、あえてそれをメインに持ってくるとは。この作品は桜庭氏にとって習作の意味もあったのかもしれないかなと感じた。
とはいえ、無駄なく展開される作者の語りは、やっぱり短編によく似合う。切れ味いいな。エピローグでは、コルデリアも出てきて次回長編作への繋ぎも見えて、否応にも期待が高まりますな。
そうそう、コルデリアのイメージは黒なのね。白のヴィクトリカと相見える日は来るのだろうか。隣に並ぶ姿をぜひ見てみたい。
2009.11.21 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
メイドさんもの。「fff」というタイトルがついた長編を収録したもの。
絵柄はちょっと古め。とはいえ、くりくり目を見てると日本人形のような趣があって、これはこれでいいのかも、と思わないでもない。
ある日メイドさんが押し掛けてきて次第に二人は惹かれあって…、という黄金パターンなではあるけれども、ストーリーは丁寧に描いていて好感が持てますな。4人のメイドさんが登場してきて今作は〆。主人公の設定も含みを持たせていて続きが気になる。
読んだことのある長編エロコミックで2分冊にまたがるものって、「Angelical Pendulum」と「少女セクト」くらいだろうか。この作品もその貴重なシリーズものになりそうで、続編に期待したい。
2009.11.21 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック
やっとシーナ編も次で終わりかな。って8巻を読んだ感想も同じこと書いているけど。
佳奈の気を引くために始めたシーナ&バケッツも一つの区切りを迎えたと考えていいのかな。日奈は佳奈に告白したけれども、結局佳奈は日奈のことを理解できなかった。やっぱり、この話ではみんな望んでいる恋愛を手に入れることはできないのね。所詮、雛が巣の中でまどろんで見る夢なのかもしれない。
最後、日奈は相棒の健一の所へ戻った場面で、次巻へ続く。さすがに健一君、日奈とまでヤっちゃわないよね…?
2009.11.17 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
8点。true tearsといい、P.A.WORKSはいい作品を作る。
東京・渋谷で発生した生物兵器を使ったテロ事件での生存者、大沢マリアはカメラマンとなって上海へ取材旅行に出かける。そこで会ったのは、いつか命を救ってくれたカナンだった。
カナンとマリアの出会いは、チュンソフト制作の「428~封鎖された渋谷で~」に収録されているとのこと。そちらは未読。
この作品は一言で言ってしまえば、「愛」なんでしょう。それを常に意識していたのが、アルファルドに焦がれていたリャン。カナンとシャム、アルファルドとリャン、リャンとカミングス、ハッコーとサンタナ、そしてカナンと大沢マリア。彼らたちの愛が1クールの中にぎゅっと凝縮されていた。
true tearsは愛というより恋を描いたものだったけれど、次は愛ですか。ストレートだけれども、またそれがいい。
最後、カナンがマリアの乗った飛行機を狙って、「あれは俺のものだ」というつぶやく様がかっこよすぎ。もう、おまえら結婚してしまえよ、と言いたくなるわ(笑)。甘々な百合の世界もいいけれども、こういうハードボイルドな百合もまたありかなというか。
ともあれ、1クールで終わるのがもったいない出来。クオリティー高え! アルファルドとカナンとの因縁はこれからも続いていくのだろうけれども、その行く末をもっと見ていたかった。
2009.11.16 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
8点。楽しかった。本格派ミステリーの香りを十分楽しめた。
処女作から一貫して、ミステリー作品をリリースし続けるInnocent Greyが送る本格派ミステリー第三弾!
戦後日本で起きる殺人事件の捜査を依頼された主人公の時坂は、狂気に彩られた連続殺人事件へと足を踏み入れることになる。
として始まる今作は、原点回帰を図って真正面から本格ミステリーに取り組んだ作品。二作目の「P.P.-ピアニッシモー」も嫌いではないんだけれども、やっぱりこのメーカーにはミステリーがよく似合う。
2009.11.16 | | Comments(0) | Trackback(0) | ゲーム
アニメ版は結構忠実に原作を再現しているんだな。1巻からさっそくぱんつ回が掲載されているとは噴いた(笑)。そして、本当にぱんつが空を飛んでいってたり。この辺、アニメの方が30分という時間枠をフルに活用してやりたい放題やっている感じがある。
水無月ゆうの作品は、このそらのおとしものが初めて。表紙に描かれている可憐なイカロスの姿にたがわず、中身の作画はかわいいタッチで描かれてはいるかな。ただ、カラーと違って、中身は線が少し太めで全体的に重い印象は受けた。この作者の前作は、普通の純愛ファンタジーっぽいけれども、絵柄だけで判断すればさもありなんという感じ。男の子はかっこよく、女の子はかわいくスタイルよく描ける人なので、その辺は読んでてストレスはない。一巻から、そはらのブラ姿とか、そはらとイカロスの水着姿とかサービスシーンが大判振る舞いでおいしいですな。よくわかっていらっしゃる。
読んでみた感じでは、通常の立ち絵(?)とSD絵の落差で笑いを取ろうとしているのかな。ただ、1巻のみを読む限りでは、それほどコメディのキレがいいわけでも、シリアスとの切り替えが凄いわけでもない印象。アニメを見れる地域ならばそちらを見た方がいいかもしれない。
1巻の終わりを見ると、シリアス方面にも期待を抱かせる文句が見えるのだが、はてさて一体…。
2009.11.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック
表紙にもある通り、ラクロスに焦点を当てたスポ根物。舞台は幼稚園から持ちあがりのお嬢様学校であるにもかかわらず、根性の据わったキャラばかり。普段猫かぶりしているお嬢様達が本性を出す所が楽しい。
この巻では2人だけの同好会から8人がそろう所まで。フルメンバーは12人なので、ストーリーはこれから、というところだろうか。
各人いろいろ悩める過去を抱えているようで、今後どのようにそれを昇華させていくのかが楽しみ。まずは、直近の部昇格、ないし公式戦の際には、同好会降格のきっかけとなった大西先輩の過去を克服しないといけないんだろうけれども、その辺りをどう料理してくれるのだろうか。
設定はおいしい所も多いし、魅力的なキャラも多いけれども、全体的にどうも描写不足な気が。やっぱり人数多いからきついよね。キャラ全員に均等に目を配らせている分、どうしても一人当たりが薄くなってしまうというか…。これ、12人いたらもっときつくなりそう。
フルメンバーが揃わないこともあって、立ちはだかる障壁役のテニス部が最後まで悪者過ぎたのもいまいち好きにはなれなかった。前ラクロス部の醜態を知っているが故の、テニス部部長の配慮なのかもしれないが。テニス部が全国に名だたる強豪チームなら分からないでもないが、なんの注釈もないとちょっと説得力はないよね。ラクロスメンバー達の結束を固めるための伏線でもあるんだろうけれど。
ともあれ、最近かわいらしさを前面に出した百合っぽい作品が多い中、こういう作品に出会えたことには感謝。ラノベってスポーツ物が少ないので、もっと出てくれるといいなあ。
2009.11.14 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
GOSICK短編集第二弾。今回は久城とヴィクトリカの周りの人たちのお話。
「S」の方が推理ネタもシンプルだし、なにより登場人物達が織りなす寸劇が面白い。今回は、本編には普段出てこない人たちにスポットを当てたものだけれども、本編に登場する人物に負けず劣らず個性的で楽しい。お気に入りは、「夏から遠ざかる列車」と「怪人の夏」。
特に、日本に残してきた久城のお姉さんこと、瑠璃が強気なお姉さんで楽しくて仕方がない。彼女は教員を目指しているらしいけれど、聖マルグリット学園にいるセシル先生と対照的で面白い。「夏から遠ざかる列車」がセシル先生、「怪人の夏」が瑠璃と読み比べてみると面白いかも。性格的には正反対な気もするけれども、やってることは同じくらいおてんばというか、女の子だなあとしみじみ思いましたわ。
もちろん、脇役(?)のブロワ警部も「初恋」できっちり主役と登場。彼の活躍ぶりが見れますな。ちょっとかわいそうすぎるけれども(苦笑)。
ヴィクトリカは…というと、夏の暑さに溶けてしまったらしく(?)、芝生でごろごろとお昼寝。彼女を心配して日傘を持ってついて回る久城ともどもほほえましい風景で和んでしまった。
2009.11.13 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
ついにヴィクトリカがデレた! 今までもヴィクトリカの久城への気持ちは態度には出ていたけれども、言葉にはっきりしたのはこれが初めてなのかな? 読んでて少しすっきり。あと、表紙にもあるエプロンドレスが最高! 武田日向氏のイラストもあって破壊力抜群ですよ!?
内容は5巻からの続きで、陸の孤島の修道院からの帰りの列車で起きた事件のお話。ミステリー自体は、1巻の時のあのミステリーよもう一度、といいたくなる感じ。特に心踊らされる出来ではなかったかなあ。でも、登場人物、そして彼らの背景にあるものを描かせたら一級品。事件の登場人物を作り話に例えたり、今回事件の渦中にあった形見箱の秘密を解き明かすことで、事件の背景にある意図を描いたりなど、深みのある構成はさすがですな。
あと、あとがきを読んでびっくり。桜庭氏は速筆なんだねえ…。その筆運びの速さを使って、GOSICKシリーズも早くけりをつけて欲しい所ではある。
2009.11.11 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
なんというハイレベル! 最近出た純愛系では一押しかもしれない。
絵柄は表紙の通り。クオリティはめちゃくちゃ高い。ヒロインは20代オーバーが大半かな。ねこまた氏のむっちりした絵柄は、その成熟した体を描くのにぴったり合ってると思う。女性らしい丸みを帯びた体のラインが最高ですな。そのせいか、顔も全体的に丸く優しい感じがして、純愛系のストーリーにぴったりなキャラデザインかと。
ストーリーは全体的にやわらかい雰囲気を感じますな。浮気モノとか、三角関係モノとかちょっと背徳感ある話も、丸く角がとれたような読後感でとても読みやすい。内容も、三角関係あり、浮気モノあり、かわいい嫉妬もこなし、別離物も綺麗にこなしていて、王道をきちんとこなせるオールラウンダーな印象を受けた。これだけストーリーの組み立てができるのであれば、短編だけでなく、中編や長編ものに期待が高まりますな。ぜひ読んでみたい。
要注目の作家さんです。次回作が待ち遠しい!
2009.11.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック
ちょっとずれている少女が暴走しちゃう話が多いかな。本作は、タイトルとなっている「妹は同人少女」の中編とその他短編8作の純愛系ストーリーで構成されている。
特徴的なのが、好意を抱いているヒロイン側が勇気を出して男の子に迫る話が多いこと。また、かわいいんだ、これが。そして、ずれている子が多い(苦笑)。破瓜したことをクラスに宣言するヒロインとか、ちょっとかっこいいからといってみんなのお兄ちゃんにしてしまう同人少女達とか。ただ、セックスさせて永久就職を狙うヒロインは、お約束とはいえとても女の子らしくてかわいいと思うのですよ。
線がちょっと特徴的で好みが分かれるかもしれないけれども、女の子は十分可愛いかな。
お気に入りは、「妹は同人少女」のシリーズと「お嬢様の社会勉強」。特に「お嬢様の社会勉強」のヒロインの暴走っぷりがかわいくて仕方がない。これも中編でカップルのいちゃいちゃっぷりが見たかったかなあ。
2009.11.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック
6巻とセットの巻ですな。そのせいか、6巻への前振りが多くて、ミステリーとしては今一な出来のような。事件もヴィクトリカが最後にあっさり解説して終了。まあ、このシリーズには本格ミステリーはあまり期待はしていないけれども、ちょっと寂しい。
お話の導入部も設定の割にはそれほど緊迫感もないし、読んでてどうも締まらない感がして仕方がない。父であるブロワ侯爵に連れ去られたヴィクトリカを、久城が連れ戻しに行くんだけれども、普通に出かけて当たり前のように連れ帰って来るんだよね。いくら親だとはいえ黙って連れ去ったわけだし、一悶着あるだろうと一読者としては身構えるんだけれども、何もなし。ここら辺、読んでてとても違和感があったなあ。
読んでてよかったのは、ヴィクトリカのぷにぷに具合が随所に強調されていてとてもかわいらしかったことくらいか。
この巻でヴィクトリカの母のコルデリア、父のブロワ侯爵も登場し、ヴィクトリカにまつわる登場人物は全て舞台に揃った。1巻まるまる使って次の巻への地ならしをしたのだから、なおさら、6巻でどういう展開にしていくのか期待したい。
現在長編シリーズは次の6巻で止まっているけれども、この巻のあとがきではまだ終わりを意識していないように見えた。この時は桜庭一樹もストーリーを紡ぐのにまだ一生懸命だったのかな。
2009.11.06 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
Author:はしばみゆう
エロゲを始めてはや10年超。数はこなしていないけど、結構長くやっているオタモドキ。
ここでは主にPCゲームやアニメ、コミック、ラノベなどの感想を書いていきます。18歳未満禁止の話題が多いのでその旨ご注意くださいませ。
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