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お気に入りのコンテンツや出来事に対して感想を書くブログ。
一歩ずつ前に進んでますな。見ていてみんながまぶしい。
今回はひなたの当番回ということで、ひなたの一皮向けた頼もしい姿が見れた。他の4人は体つきも丈夫だし、活発な子が多いのでスポーツにあまり違和感がなかったが、ひなたは1巻の時は本当にお人形さんな扱いだったからなあ。団バスでのお人形さん的な扱いから、前回の硯谷戦でのトリッキーな戦い方、そして今回のトライアスロンと遅ればせながらゆっくり伸びてる。持久力がないイメージだったのに、いつの間にか5kmマラソンをちゃんと完走できる所まで鍛えてきたのは本当にすごい。
あと、読んだみんな指摘しているのがひそかに愛莉も成長しているところ。昔はあんなに気弱だったのに、自分で水泳ができるように努力して、それでもって後半のトライアスロン競技には運動神経抜群の智花を自ら競争相手に指名するとは、本当に精神的に成長したよなあ。次回は彼女がチームを支えてくれるに違いない。
いろんな経験を積んで成長したとはいえ、まだまだ彼女達にも才能に差があるわけで、愛莉と智花がいい勝負をしたのは智花の水着が外れかけたせいだったりとか。ちょっと、いやかなりのご都合主義な話の作りは見えるけど、やっぱり彼女達の話は読んでて楽しい。ご都合主義といえば、いつものロリコン疑惑ネタは相変わらずでしたな。わかるけど、男子とはいえ高校生が小学生の裸を見てキャーキャーいうのもどうかと思うんだけどなー…。ガン見してるならともかく(笑)。
硯谷で指摘された、公式戦をするための必要条件である部員も増えそうだし、次回辺り部員増やし作戦とか来るのかな。ロリに耐性のない昴は大変だねえ。
2010.07.06 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
相変わらずの竹井10日節ですなー。読んでて秋桜の空にを思い出した。
ストーリーは、ある日主人公の静姫(男)の元に、自分は腹違いの妹だと言って小学生のはみるが家にやって来るところから始まる。すぐに、はみるは静姫のお隣に住んでいる幼馴染の翠蓮の腹違いの妹だと分かったが、そこから静姫の従姉の綾音との4人の生活が始まる。
そんな感じで、ひょんなことからはみると知り合った静姫とその周りを描くコメディノベルですな。あんまりストーリーというものはないけれど、最後に静姫がはみるによって姉の喪失感から立ち直るエンディングは綺麗ではあったと思う。
イラストもあいまって大変下品に仕上がってる。はみるとかかわいいんだけど、翠蓮の胸のでかさとか、綾音の扇情的すぎるスタイルとかどうみてもねえ。あげくの果てに、童顔でかわいいのになぜか筋肉がむきむきの荘川とか。会話のかみ合わなさ、予想外の組み合わせ、ギャップに面白さが竹井10日の魅力なのかもしれない。今から10年前に「秋桜の空に」をプレイした時にはこの作風は好きだったんだけど、今これを読んでもちょっと受け付けられなかった。別の作品は違う作風なのかしら?
2010.07.06 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
相変わらず面白いなあ。
いつも通りの一発ネタでうまく話をまとめるのかと思いきや、母親の冬香の過去と在紗の秘密に触れる重要話だったとは! 冬香の優しさと在紗の思いがよく伝わってくるいい話だった。そんな中、在紗を助けると言い切った駆真の力強さが光った。ほんと冬香より母親らしい。ひょんな出会いからとんでもない人脈を築いた(笑)駆真だからこそ言えた台詞なのかも知れないけれど。
そうそう、今回のネタは表紙の通り駆真のロリっ子編。なんか毎度のこといじられてますなー。いつもの無愛想な駆真の姿とはすでに似ても似つかない。ちっちゃくなってた時はまだ似合っていたんだろうけど、体の大きさが元に戻ってから空獣を吸い込むときなんかかなりシュールだったのでは。大きくなった時のイラストも欲しかった…!!
そして最後の引きは毎度のことながらとんでもないことに。今度は未来からやってきた在紗だと?! なぜ騎士団の制服を着ているのか、そしてなぜ助けを求めて過去にやってこなければならなくなったのか。もう想像するだけで楽しみ。あ、こっちのイラストも見たかったけど…、次巻のお楽しみかな。
2010.07.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
1巻とはうって変わって、なんともコミカルな話に。肩から力を抜いてほんわか読める巻ですな。
空にフォーカスを当てつつ、裕理さんがレイヤーだったとか仰天設定を家族の昔話として上手く絡めているところとか上手いなあと思うことしきり。うざい子だけれども空に片想いをしている大機とか近所のお姉さんの栞とか、キャラがわらわら出てきて賑やかになってきた。大機はいいとしても栞はどういじるつもりなのやら。あとの楽しみにしていましょう。
話の導入としてどうしても避けられないリアルで厳しいお金の話を片付けて、ようやく家族みんなの気持ちにフォーカスを当てられるようになったかな。空の裕太へのあこがれを超えた気持ちをちらりと見せたりはするけれど、肝心の裕太は莱香さんに相変わらず夢中で前途は多難ぽい。大機を当て馬にして裕太への気持ちを描いていくのかねえ。彼女の気持はこのシリーズの軸になりそうで結構本気っぽいので楽しみにしてる。裕太との年齢差も5つくらいしか違わないし。
まあでも、裕理さんがレイヤーだったという設定には本当にびっくり。1巻のお金に対するシビアな書き込みからリアルさにコダワルのかと思ってたのでちょっと驚き。まあエンターテインメントなのでこういうのもありかなあと。これからどんなびっくり展開が出てくるかちょっと楽しみになってきた。
あとは、美羽のモテモテっぷりとかひなのモテモテっぷりとかが、パパ気分な読者としては気になるなあ。昔の引っ込み思案だった美羽があんな積極的な子に、なんてどんな裏話があるのやら楽しみ。
2010.06.09 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
ぐは。読んだはいいものの感想も欠かずにゲームとかにうつつを抜かしているうちにパクリ疑惑で大炎上してしまって、どうにも感想を書きにくかったり。
話の出だしはというと、人と人外が共存する世界で、人と人外が共存する学校に在籍する人間の主人公の紅太郎と彼の幼馴染であるアリス。そこでは人と人外が互いを高め合うために、人側は勇者生徒会、人外側は魔王生徒会なるものを作り、毎年『生徒会戦』なるものを開催していた。主人公は超人的な能力を持つ幼馴染とまったり過ごしていたが、ひょんなことから互いに勇者生徒会と魔王生徒会のトップになって互いに争うようになる。生徒会戦のルールは、2年次に在籍中に勇者生徒会のトップである勇者が魔王生徒会のトップである魔王の正体を暴くというもの。魔王はコードギアスのルルーシュばりの衣装をして仮面をかぶっているので、どうやってそれをネタばれしないようにしていくのか、主人公が幼馴染と魔王との両面生活をうまくこなしていくところが見所ですな。
まあぶっちゃけ、コードギアスの学園編のノリのいいところを抜き取ったという感じか。相手のヒロインはスザク(男だけど)を思い浮かべてみるのがよろし。紅太郎とアリスは頭の中で将棋を指せたりとか、この辺から設定を取っているのかねえ。
ぱっと読んだ感想としては、インパクトは弱いものの出来は手堅いなあという感じを受けた。まあこの辺は編集がしっかりしているのかな。ただ、鈍感主人公にベタ惚れ幼馴染という構図で主人公カップルはあんまり面白くないかなあ。どちらかというと周りのキャラクター、特に魔王生徒会側の脇役がそれなりに美味しいキャラに仕上がっているので、料理次第で楽しくなりそうという感じ。事の発端の先代魔王のリリィを始め、天才ツンデレ吸血鬼とか無口な人造人間とか、ほんとに性格まで犬っ子な人狼とか。
まあ、普通にキャラ物小説って感じか。ただ、イラストの力もあるし回を重ねるうちにそれなりに育ってくれるのかなあと期待もあったんだけどね。正直、どういうオチのつけ方をするのかがとても気になってたので、最後まで読めそうにないのがちょっと残念。
問題の文章はバカテスかららしいが、読んだ時に違和感はあまり感じなかった。バカテスは一通り読んだけど、何回も読んでるわけではないのであんまり覚えていないというのが正直なところ(苦笑)。むしろ世界設定がギアスっぽい方が気になったかなあ。
2010.06.09 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
今時のラノベには懐かしいドラマだねえ。嫌いじゃない。
ストーリーは、飛行機事故で行方不明になった姉夫婦の娘を、若くして引き受けることになった大学生である裕太のパパ奮闘記。
ちょっぴりほろ苦くてちょっぴり痛い、でも暖かい昭和時代のゴールデンドラマのような雰囲気がある。これ、中高生よりパパ予備軍の20後半から30代の方が受けるんじゃなかろうか。こんなかわいくて素直な優しい娘がいたらなあと、つい想像してしまう。まあでも現実はそう甘くはないんだろうけど(苦笑)。
一巻としてつかみはO.K. 彼らはこれから待ち受ける障害をどんな風に乗り越えていくのやら。最近のラノベにしては結構リアルなテーマなので最後まで走りきって欲しい。
イラストの人選もぴったり。ちょっと莱香さんの普段着が色気ありすぎだけど、三姉妹はかわいいなあ。なかじまゆかはそろそろ表でブレイクしてもいい頃だと思う。彼女にとってエポックメイキングな作品になるといいなあ。
2010.05.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
うーん。どうもいまいちだなあ。おいしいんだけどねえ。
著名な映画監督を父に持つ夕と彼に惹かれた二人のヒロイン、花と華を巡る青春小説。彼女たちが彼に告白をした時から物語が始まる…。という感じで、夕と花、華の三人の三角関係を映画撮影と絡めて明るく爽やかに青春を描いている作品。一冊読み切りで書いているのに、夕と父の関係、花と華の関係や彼女達のもつコンプレックスなど、登場人物の肉付けを多くはないページ数にうまく詰め込んでいますな。
告白シーンでの花と華のバッティングから、夕の手の取り合い、意地の張り合いとか、こういうのが好きな人には垂涎もののシチュエーションがたっぷり。お気に入りなのは、事ある毎に起きる花と華の取っ組み合いのシーンと麻奈が華の胸を揉むシーン。落ち着いた女の子とされている華が子供っぽく意地を張る様がかわいくてかわいくて。
特に大きな話をするでもなく、ちょっとした日常をそのままページという枠で切り取った感じは受けたかな。話の中で出てくるセリフの無い映像のみの映画と合わせているんでしょうな。この辺の構成は手馴れていると言った感じ。
とまあ、おいしいシーンは結構あって、加えて綺麗に話を終わらせているのにも関わらず読み進めているとどうにも違和感を感じて仕方ない。ポイントは文体のリズムの悪さとキャラの口調がイメージと合わないことかなあ。読んでいると、ストップアンドゴーを常にしているような感覚を受けて疲れてしまうのは×。やたらめったら倒置や体言止め、読点を使っているのが原因のような気がする。彼らの初さを表現するのにうまく言葉が出てこない所をそのまま表現したのかも知れないがやっぱり読みにくい。あと、イラストの華やかさに比べてキャラの口調がどうも汚く感じてしまうんだよねえ。超受け身の主人公の癖にぶっきらぼうな言い方をさせてみたり…。こっちはたぶん過剰反応かも知れないが。
正直、涼香イラストの破壊力に引っ張られた作品かなあと…。ちょっと勿体無い。
2010.05.04 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
なんかだいぶん女性読者を意識したような話になったような印象が…。表紙からしてついにアキちゃんデビューだしな。ただ、個人的にはあとがきのムッツリーニの女装の方が似合ってそうな気がしないでもない。
女性陣のパワフルさというか腹黒さというかが垣間見れる短編集だった。姫路さん、最近手段選ばなくなってきてないかい…? ちょっと性格変わってきたような気が。次の本編ではこんな姫路さんと同居することになるアキちゃんがちょっと心配に。
今回のお気に入りは最後の「ウチと日本と知らない言葉」。バカ達の仲の良さが垣間見れて満足。過去編はいいエピソード持ってくるよなー。「ウチ」の使う理由付けとか。確かに周り標準語なのに「ウチ」を使うのは不自然ではある。
でもまあ、一番面白かったのは実は口絵というオチ…。
たまにはこんな小話もいいけれど、そろそろ先に進めて欲しい所。ギャグの出し所も人間関係のバランスに拠ったものが多いので、そろそろ変化のないのにも飽きてきたというか。まあ、みんな均等のこの関係が一番読者(同人も?)的にも美味しいんだろうけどさ。
2010.04.30 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
電車の中で読んでて吹きそうになるのをこらえてた。やっぱり葵せきなはコントがうまい!
本作は短編4編と中編2編からなる外伝集。お気に入りは、修学旅行編と生徒会の過去編。
修学旅行編では中目黒プッシュも笑ったけど、巡が最高。ひねくれた生徒会の面々と違って普通に素直な女の子だからなあ。その純朴さに癒されるというか、逆にフラグが立たない様に同情。
生徒会の過去編では、シンプルなネタなんだけれども、鍵くんと知弦さんのノリツッコミの上手さも相まって楽しかった。かなりキレがよかった中編かと。最後まで読んだ時、二人と一緒に「なにぃーーーーー!!」って一緒に突っ込んでしまった。ほんと上手いなあって思う。
イラストはスク水特集。一見発育悪そうな真冬ちゃんは結構あるのにアカちゃんがぺたんなのがちょっとかわいそう。それよりも口絵イラストの知弦さんのセクシーさには圧倒されましたw
2010.04.25 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
ちょっとは持ち直してきたかも。
ユーの全てを背負う能力の騒動は結構よかったかな。他人に迷惑をかけているのを分かっていて尚、人並みの幸せを味わってみたいと思うユーの気持ちを上手く出せたんじゃないかとは思う。それに、ようやく話が動きそうで次巻への期待が出てきた。
今までちらほら話には出ていた吸血忍者の頭領と、大先生の過去を知るクリスの二人が出てきたことが大きい。とはいえ、話を動かしたのは新キャラの頭領とクリス。京子と大先生じゃないんだよねえ。一応彼女たちの話は終わったことになっているのかしら。さらに新キャラとして平松を出してみたり、登場人物のインフレでごまかしている感じがあって展開のさせ方がとっても危うい感じが。
あと、やっぱりこの人のコメディは面白くない。たぶんこの作者にとってのコメディは、テレビなどでやっているコントをそのまんま字に起こしているだけじゃないのか。どうもキャラクターとボケツッコミの内容がうまくリンクしていないように見える。読んでいて、なぜそんな返しをするのか理解できない。キャラの立て方があまりに弱すぎるのかも知れない。
…うーん。むりこぶイラストなければ3巻で打ち切り食らってたかも。
2010.04.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
うーん。なんだか面白くないなあ。
なんだかカタルシスがないよねえ…。ユーが帰ってきた喜びとか、対夜の王戦での形勢逆転のドキドキ感とか、なんかないのかね。一人称で語らせている主人公の歩の性格が、斜に構えたニヒル野郎なので盛り上げづらいのはわかるけど。
あと、コメディがかなり滑っているのが×。それだけで勝負できるような作家ならともかく、パロディネタだけを出せばみたいなのはちょっと受け付けないなあ。そういう部分をばっさり削るともっと話のテンポがよくなりそうな気がする。
相変わらずイラストは美味しい。口絵イラストなんかもうね。
あと、ユーのデートの扱いだけ他の二人とは別格に感じたのだけれども、ヒロインはユーで確定なのかな?
2010.04.14 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
嫁が増えたよ、以上。このシリーズのノリのマイペースっぷりはどう楽しんでいいのやらいまいちよく分からない(苦笑)。感情移入しづらいのよね…。
コメディやっているんだがシリアスやっているんだか相変わらずよく分からないノリを展開中。その中でもトピックは嫁候補のトモノリこと友紀が加入したことか。キスしたら婚約とかお約束のネタをかましてくれた後、料理作ってくれたりとかわいいところがあって困る。
細かいキャラ萌えのためのネタは好きなんだけどね。セラが血を吸う時にキスするのは、血を吸う時のダメージを抑えるための薬を口移しで飲ませているためだとか。ゾンビとキスしたくないからといって血を吸われるハルナがちょっと大変そうだ。いつも座れてるしなー。どうせなら嫁候補のトモノリも歩の血を吸うイベントとか発生すればいいのに。
お話はユーが消えていなくなってしまう事件で次回へ。ユーがいないとお話に落ち着きがなくなりそうだなあ…。
口絵イラストのヒロインのパジャマ姿イラストは必見。セラ色気ありすぎるだろwww むりこぶ絵に萌え始めている自分がいる…。ちょっとゆずソフトの過去作に手を出したくなってきたぞ。
2010.04.11 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
ゾンビになった主人公が魔装少女になって暴れるアクションコメディ。変なタイトルなので本屋で見かけた時からずっと気になってたんだよね。
平凡な日常を送っていた高校生の歩がある日殺されてゾンビに。その日から彼の元には災厄が…。という感じで次々に襲いかかってくるメガロという化物をぎったんばったんとやっつける話。ただ面白いのが、普通の男なのに戦うときにはふりふりのミニスカの衣装を着てキモイ魔装少女に変身しないといけないこと。口絵イラスト見て、それをちゃんと再現したむりこぶには賞賛を送りたくなった。改めて見るとキモイ…(苦笑)。
元気っ子のハルナ、天然堅物なセラ、無口でかわいいユーとキャラ立てもしっかりしていて、バランスもいい感じでそれなりに笑えるんだけど、読みづらい…。文章の書き方がなんかおかしい。何を言っているのか理解するのに時間がかかるのがなんとも…。そこそこ人気あるらしいけど、後の方になったら直るのかしら。
この作品の一番の売りはイラストだというのには激しく同意。むりこぶコンビのイラストはかわいいわ。でもあまりのかわいさに電車の中で読むのにはちょいと勇気が必要かも…(汗
2010.04.08 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
夏だからなのか、やたらめったら開放感あふれる巻でしたな。夏だからプールや海行って水着とかはありがちだけど、それを通り越して全裸なのはこれいかに(笑)。脱いでないのって夜空と理科だけかも。
いつも以上に星奈がいじられまくる不憫の巻でしたな。もうエロ担当だよな、星奈。風呂上りの全裸を見られたりおっぱいぽろりだったり。なんだかちょっと見ていてかわいそうな気もしたけど、その後の恥らいの行動がキュートだよねえ。夜空が虐めたくなる気持ちもわからなくもないわ。
そして表紙の小鳩も出ずっぱり。マリアとの小競り合いも微笑ましい。彼女は密かにロリっ子向けエロ担当なのか! 特に、ゴスロリ服からの変身シーンとか星奈の家での風呂騒動とか、自然体で全裸になっているところがまたツボなのかも知れない。というか、「あんた中二だろ、もっと恥じらい持てよ!」と突っ込んだら負けなんだろうな、きっと。その辺が彼女の残念な所以かも。
そして最後の最後での夜空の爆弾イラストが! 彼女がどんな心境だったのか、それは次巻で明かしてくれるのだろうか。だらだらしているだけのラノベかと思ったら結構きちんと話は進めていたのには感心。結局夜空と星奈を軸として話が進んでいくのかね。意味深な星奈の父親とのやりとりもあったし、話が大きく展開していきそうな予感。
2010.04.08 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
やっと民音の仲間になった真冬。そして彼女達との初めてのライブは…?
という感じで始まる第二巻。春に出会ったら次は夏でしょうってことで、海辺で合宿、新しい水着。そんな開放的な雰囲気の中で素直になれないお姫様が少しずつ心を開いていく様がたまらない。でも、よく考えたらお姫さまからのアプローチはあからさまなんだよな。最後の真冬を自転車に乗せて送り届ける時のあの言葉は、どうみてもモーションかけてるし。どちらかというと、なんにも分かっていないにぶちんな直己がいつ気付くか。河原で真冬に訴えかけた言葉がプロポーズだってことに。
本当に青臭いけどぐっとくるなあ。振り回され悪態をつきながらもなんとかしようと奮闘する直己がかっこいい。自分がこんな青春時代を過ごしていなかったからこそ、眩しく見えるんだろうなあ。もうあの時間は二度と取り戻せないけど。
二巻は一巻にも増して曲を使って表現している所がとても多い。作者の杉井光さんのブログで解説しているらしいのであとで見に行くかな。
2010.03.26 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
今回は表紙の通り紗季の登板回。チームとして順調に育ってますな。初めての挫折も、紗季と真帆の絆の強さに絡めて爽やかに描いていて綺麗に〆。ちょっとご都合主義だけど、少し涙腺が緩くなってしまった。3巻の愛莉のコンプレックスといい、部員数の件といい、一つ一つの伏線を丁寧に扱っているのが好印象。
今巻は昴とのお出かけということで、小学生組のはしゃぎっぷりがかわいらしいのに加えて、前巻で表に登場した葵の存在感がすごくて、前半は葵の昴観察日記となってる(笑)。彼女の昴恋しさにあたふたする様子がもう乙女過ぎてたまらない。ごろごろ。
本編の方は、いいライバルも出来て、12月に大会があるということで、とりあえずの着地点は見えてきた感じかな。丁寧に伏線を消化しているけど、着地点が見えてきた今、最後をどうするか気になってきた。普通に考えると、4巻で8月だから、あと4カ月で5人集めてチーム作って試合して終了という流れになりそう。ただ余りにこの5人の印象が濃いからなあ。今更誰かが輪に入っても、どうにも違和感が出てくるし。このまま小学生の間だけのチームっていうのもなんだか寂しいし。
あとは昴のバスケ復帰問題とか、今後のことを考えるとオプションがいろいろあって、考えているだけでも楽しい。ま、まだしばらくは彼女達の物語は見れそうだけど。
表紙の順番で行くと次は真帆の出番だろうか。普段はボーイッシュな彼女だけれども、どんな側面を見せてくれるか楽しみだわ。
2010.03.25 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
相変わらずひどい(笑)。抱腹絶倒のクトゥルーパロディ小説。もう既にネタの出所がクトゥルーだけじゃなくなってきた気が…。
毎度毎度のことだけど、4巻目となる本作は特にネタの入れ込み方が凄まじすぎる。ほとんど1行ごとにネタが仕込まれているんじゃないかと思うくらい。1行読む度に笑って、元ネタを思い出してとやっていると読むのに時間がかかって仕方ない。ネタを繋ぎあわせると話が出来上がったとしか思えないほどの完成度は神レベル。こんな密度の濃さで繰り出して、作者のネタは枯渇しないかちょっと心配になった(笑)。
真尋の母は面白かったなあ。また出てくれないかなー。あと、シャンタッ君のぬいぐるみが出たら買ってしまうかもしれん。かわいすぐる!
2010.03.21 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
ついにお約束の水着キター! スク水を着せたのがひなたでなくて智花だったのがちょっと意外だった。しかし、お姉さんな葵もてぃんくるの手にかかるとめっちゃロリっ子になるなあ。
今回は愛莉にフォーカスの回。チーム5人の気持ちもそうだけど、幼馴染の葵の優しさも感じられたいいお話だった。
バスケの技術も順調に仕上がっているし、恋愛方面も順調に進行中(?)。ただ、書き方を見るとどう見ても最後は昴×智花にしか思えないのに、その上ついに葵まで参戦。葵は本当にいいツンデレすぎて、当て馬にしておくにはもったいないくらい。
チームの方は、愛莉がよくがんばった。チーム作りの最大の難所を超えたかな。葵との対決シーンはわかっていてもドキドキしたなあ。蒼山さんは相変わらず盛り上げ方が上手い。ミホ姉の代わりに、葵が女の子5人組のお姉さん的役割をになっていくことになるのかな。彼女はとっても魅力的な子なので準レギュラーで頑張って欲しいなあ。
あとフォーカスの当たっていないのは紗季だろうか。彼女はあまり表に出てこないので、どんなエピソードを書いてくれるか楽しみなんだけど。次の練習試合ではそろそろチームとして最初の試練を迎えそうだが…。次の合宿編で紗季が目覚めないかな。
2010.03.21 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
至高のボーイ・ミーツ・ガールストーリー。
クラシックとロックで語り合う少年少女の青春。仲睦まじくいちゃいちゃというより、音楽という拳で殴り合っているって感じ?(笑)。そんなわけで、作中に出てくる音楽用語がわかればもうちょっとその辺の機微がわかるのだろうが、私にはまったくわからないのが残念で仕方がない。神様をほんの少し恨みたくなる。でも、作者の圧倒的な筆力に身を任せれば、ちょっとはわかった「つもり」にはなるかな。…いいんだろうか、こんなことで(汗。
もちろん、ヒロインの真冬のツンデレっぷりはもう国宝級で、見ていてにやにやしっぱなし。
音楽好きの人もそうでない人も、ぜひ一度手に取って読んで欲しい。甘くてちょっぴり苦い極上のストーリーを召し上がれ。
2010.03.17 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
キャラメイキング、キャラ同士の軽妙なやりとりは、さすがえんため大賞特別賞を受賞しただけはあるかと。うまいですわ。
ただまあ、得体の知れない『ふうせんかずら』を使った箱庭的なドラマ仕立てがあまりに人工的な匂いがして、ちょっと受け付けなかった。日々平凡に過ごしていたのに、いきなり理不尽な不幸に巻き込まれて、そこから奇跡が起きて前より少し幸せになるってファンタジーは、まるでKeyをルーツとする泣きゲーの手法そのもの。気に入らないのが、それをふうせんかずらという神の視点で、現実世界の文化研究部の面々を使って、実際にその手法を当てはめてみたらどうなるかと遊んでみたこと。この無邪気さが気にくわないし、神に等しい立場の作者とふうせんかずらが同じように見えて、作者のこの泣きゲーフォーマットの焼き直しが読者に対しての無邪気な悪意に見えて仕方ないのよね…。Amazonの評価を見る限りみんな評価高いけど、この辺気にならなかったのかしらん。
もちろん、キャラ同士のやりとりを始めとして、最後の永瀬と太一の告白シーンなんかぐっと来たことは確か。太一と青木が入れ替わりでのお約束も下品にならない程度には入れてくれて、にやにやする所もあったけど。とはいえ、心の隙間を埋める話がすぐにメインになってしまうので、あまり萌えられずにもにょる感じはしたかなあ。
あと、女性陣+太一の持つトラウマの内容がかなり興味深い。構成としては、まず初めに男女入れ替わりで一番肉体的な唯の男性恐怖症が来て、姫子の強迫的な完璧主義、そして伊織のアイデンティティの喪失と徐々により観念的なトラウマへと登っていく。心が入れ替わった時に何が怖いだろうと考えて捻り出したアイデアなのかも知れないが、意外と普遍的な悩みのような気がしておもしろい。
そういや、唯、姫子、伊織の精神的な弱さは解消したし、太一の自己犠牲精神は他の誰より伊織を選ぶことで一歩前へ進むことができた。でも青木のって一体何だったのだろう?
しかし、やっぱりイラストの人はぐぐった通りにあの人なのか。まあ、どうみてもけいおんキャラが学園できゃっきゃっうふふしているようにしか見えんなー。文章のうまさもさることながら、この作品はイラストの力も相当大きかった。白身魚の人は忙しいとは思うけど、また別の作品にもイラスト描いてくれないかなーと思ったり。
2010.03.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
Author:はしばみゆう
エロゲを始めてはや10年超。数はこなしていないけど、結構長くやっているオタモドキ。
ここでは主にPCゲームやアニメ、コミック、ラノベなどの感想を書いていきます。18歳未満禁止の話題が多いのでその旨ご注意くださいませ。
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