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生徒会の月末 碧陽学園生徒会黙示録2

生徒会の月末  碧陽学園生徒会黙示録2 (富士見ファンタジア文庫)生徒会のノリは相変わらずマンネリだけど、前よりは大分テンション高くなっていい感じ。アニメはじまって結構経つせいか、キャラのセリフが声優さんの声で再生されてしまう。アニメのキャスティングははまっていたんだなあと実感。

今回の短篇集は宇宙姉弟と中目黒に尽きる。もう中目黒かっこよすぎ。宇宙姉弟も楽しかった。特に守のコンビニでの鍵との掛け合いが楽しかった。作者はこの手のコントをお約束通り展開させるのうまいなあ。あと鍵は常々美少女は俺の嫁とか言っている割に巡は対象外っぽかったのが意外。

最後の椎名姉妹の短編は、両キャラクターの設定を垣間見せてくれて興味深かった。学園内だけではあまりピンと来なかったけれども、まさか真冬ちゃんがあんなイタイ子だったとは思いもよらなかった。そして深夏の愛されっぷりに納得。

テーマ:ライトノベル感想 - ジャンル:小説・文学

2009.12.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

放課後の魔術師 (4)ワンサイド・サマーゲーム

放課後の魔術師  (4)ワンサイド・サマーゲーム (角川スニーカー文庫)やっとこさ遥とまともに張り合えるライバル、ベルが登場。これで少しは話が賑やかになるかな。とはいえ、あまりにかませ犬過ぎるので微妙だけど。

今までずっと鴉との戦い続きだった本シリーズもちょっと休憩。安芸と遥の日常の学園を描いた短編が登場。ひとつの話の中に回想シーンのように複数の短編を挿入していく構成はテンポよくて小気味良く読めたかな。

短編の中では、普段描かれない学園の生徒との交流がある探偵推理研究会のお話の二編がお気に入り。あまりに世間一般と隔絶した話を展開しているので、こういう高校生らしい話は楽しい。特に映画研究会の方はいいオチしてた。あと、男の娘(!)である生徒会長が結構いいキャラしていたのでもう一度出てこないかと期待。

最後にあった仄香からのメールがいい引きで終わってる。このシリーズは、設定のバラし方がとてもバランスよくて感心する。

テーマ:ライトノベル感想 - ジャンル:小説・文学

2009.12.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

黒炉里

黒炉里 (TENMAコミックス LO)キャッチーなキャラデザをする人だよねえ、というのが第一印象。線はラフっぽいけどそこがまた魅力かな。

タイトルに「黒」とはついてはいるけれども、ダーク系はシナリオとして尻切れトンボ気味で微妙な作品が多い印象。どちらかというと、「3割負担」や「Side Menu」のようなコメディ系作品のほうが完成度は高いと思う。でも、コメディ系統の作品は分量としては少なめなのが残念。

全体的にロリ系のエッチシーンとしては結構ツボを押させていてエロいとは思う。特に全身をまんべんなく使う行為が多く、フェチで特徴的。ロリ系が好きな人は特攻してみてもいいかも。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

2009.12.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

放課後の魔術師 (3)

放課後の魔術師  (3)マスカレード・ラヴァーズ (角川スニーカー文庫)読んでていらいら。全体的に読者を置いてきぼりにする展開が多すぎ。

斎条とナツメとの関係をなんの脈絡も無く看破する遥とか、まるでこれから起こることを予見したかのように便利道具をつも用意する仄香とか、撃ち抜かれると赤く染る金属片をなぜか胸ポケットに入れることを予見したイドとか、強奪されても沈まないようにジェシカシステムに浮き輪をつけていた絵里子とか。

どんだけおまえら先読みできるんだよ、と突っ込みたい。

特に、毎回ピンチを脱出する便利道具を渡してくる仄香が問題。ピンチのシーンでこれをやられると興ざめだわ。一度はいいけれども毎回の三度はないよなあ。この作品で、彼女はデウス・エクス・マキナの立場に立っているんだけど、まさか本当に神のような存在になっていたという設定はないよね…。

あと、そろそろ論理魔術の設定をちゃんと考えて欲しい。それぞれが操る論理魔術の特徴というか制限がまったく見えないので、いざ戦闘シーンになっても駆け引きもなく読んでて面白くない。翠は「可能性を止める魔術だ」と言っておきながら、翠の当主のように暗示をかけることもできたり、その辺いまいちよくわからないなあ。

お話としては順調に前に進んでいるかな。やっとこさ遥に眠っている魔術の片鱗も見れたりして、紅の魔術のすごさにちょっとわくわく。あとは、せっかくのサービスシーンはもうちょっと考えてくれてもいいんではないの? 斎条とナツメの逢引のシーンとか絵里子と安芸の脱出シーンとか! 作者はこういうのをうまくほのめかすのがうまくないのが残念。女性側にあんまり色気感じないんだよなあ…。

テーマ:ライトノベル感想 - ジャンル:小説・文学

2009.12.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

てとてトライオン!

てとてトライオン!  通常版うーん。6点。

手鞠→鈴姫→夏海→一乃で〆。正直、手鞠、鈴姫あたりはいまいちだった。夏海と一乃でなんとか盛り返した感じ。個人的には一乃ルートが一番よかったかな。

絵、声、BGM、どれをとっても隙無く作っていると思うけど、話がどうも好きになれなかった。やっぱり、単に学園祭のノリを延々やっているだけでは面白くないなあ。お話って山あり谷ありじゃないと。どうせなら徹底的にコメディに徹して作って欲しかったかも。中途半端に恋愛シナリオやら台風による学園ピンチ話が入るやらでどうにもノリが悪かった。

あと、恋愛シナリオ自体も面白くなかった。トライオンという認証システムを使うと副作用として人の深層心理を感じとれてしまう、という設定を全然活かせていなかったのが大きなマイナス。この設定の本来の使い方をしていたのは、かろうじて一乃シナリオくらい。あとの3人は普通のトライオンしていただけで、恋の駆け引きもあったものじゃない。対人関係も一対一の関係ばかりで描写に深みが出ないというか。心と心の深い繋がりを描こうとして、カップルだけにフォーカスしたのだろうけれど、どうにも狙い通りの効果が出ていないね。ちーさんとか副会長とかサブキャラはいいキャラしていたんだけれどもねえ…。もったいない。

たけやまさみはなんでえろげの原画をやっているのかわからんなあ。絵柄からして健康的。お話としてももっとコメディ要素の強い話を作ってあげた方が合うと思うんだけど。動きを表現するのがうまい人なのでもったいないなあ。

テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム

2009.12.26 | | Comments(0) | Trackback(0) | ゲーム

SWEET SKETCH & SWEET SKETCH SECOND

SWEET SKETCH (ヤングコミックコミックス)今や珍しくなくなった一般向けエロコミックだけれども、珍しくシチュエーションに特化した作品。ほんとにエッチしかしてない(笑)。短編一作につき、短いものだと4Pほどしかない。てっきり普通の短編だと思って買った自分は結構後悔したり…。一冊800円もするし。とはいえ、カラーページが4割近くもあったりして、作者の北河トウタ氏の絵を楽しみたい人にとっては買いなのかもしれない。あくまでイラスト集ですな。

登場する女性は基本的に巨乳。豊満な肉体を強調した構図を展開してくれている。年下もあんまり出てきたイメージないなあ。基本的に見た目20歳以上の女性で固めている所はさすが一般向け。ロリっ子はいませんな。


SWEET SKETCH SECOND (ヤングコミックコミックス)お話的には、SWEET SKETCHの冒頭の瞳先生とか大河内凛お嬢様のお話とかは結構好きなので、この路線でそこそこ長いのを描いてくれたら読んでみたいかもと思ったり思わなかったり。ただ、普段の時と乱れた時でかなり印象が変わる描き方をしているのはちょっと好きではないかな。普段清楚さ女性が乱れるとこんなにエッチに、というのが好きな人は多そうなので、多分この意見は少数派だろうが。

SWEET SKETCHに出てきたお話のアフターがSECONDに出てきたり、買うなら両方まとめて買うのがお薦めかな。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

2009.12.21 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

神はサイコロを振らない (1)

神はサイコロを振らない (1) (角川コミックス・エース 85-11)タイトルはかの有名なアルバート・アインシュタインの言葉。すわSF?と期待したら、ただの下ネタコメディコミックでした(笑) ロリっ子ヒロイン奏羽の父が彼女を愛するあまり、神のダイスことキャラメル・ダイスに、娘よ成長しないでくれ、と願ったことから物語が始まる。

本編はその神のダイス、キャラメル・ダイスことC・Dをめぐってのドタバタコメディ。中身の下ネタの炸裂具合と雰囲気が妙な具合に混ざり合って妙なコミックに仕上がっている気が。なんか「魔法陣グルグル」に似た雰囲気を感じる。ただ、ネタのパンチは弱いね。しかも変則パンチくさい。ページめくる度におっぱいやらパンツやら言っている割に、くどさは感じられないのは好印象ではある。絵のかわいらしさに助けられている所もあるかも。

雰囲気系なのかギャグコミックなのか、狙い所がさっぱりわからない本作だけど、ロリっ子ヒロイン奏羽を愛でるのが正しい読み方なのかも。奏羽かわいいよ奏羽。成長しないでくれと願った父の気持ちがよくわかるわ。

タイトル通り「神はサイコロを振らない」だと、神のダイスは結局偽物というオチで終わりそう。一体何巻まで続くのやら。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

2009.12.21 | | Comments(2) | Trackback(0) | コミック

放課後の魔術師 (2)

放課後の魔術師  (2)シャットダウン・クライシス (角川スニーカー文庫)手堅い出来ではあるんだけど、うーん。微妙。きちんと先のシナリオ展開への布石は打っていたりはするんだけど、話が進んだ気がしないのはなぜだろう。やっぱり遥と安芸の関係に変化がないからか。

<紅>の論理魔術師として目覚めた遥がついに初戦闘?! ということで、戦闘シーンが多い巻。遥と安芸の両主人公の視点を頻繁に切り替えてテンポよくのはいいと思うけど、論理魔術関連の設定のフォローが少ないので、1巻と比べて戦闘に新鮮さが感じられないのが残念。『論理』魔術なのに、論理的に見えないのがねえ…。せめて魔術の法則の欠片くらい見えればもうちょっと楽しめたと思うんだけど。敵の狙いもよくわからんし、読んでてなんかもやもやする。

この戦闘シーンの多さに割を食って、キャラを掘り下げる書き込みが少な目なのがちょっと寂しい。特に安芸。遥にピクリとも反応していないのが寂しいなあ。遥の安芸へのモーションもいい線いっていると思うけど、健康的すぎてなんか盛り上がらないのが悲しい。安芸がデレるまでひたすら我慢して読む日々が続きそうだ。

あとは細かい点だけれども、今回の騒動の発端となる久米の導入に違和感があったかな。久米から絡むならわかるけど、まったく接点がなさそうな遥から絡むのはちょっと分からない。ただのキモオタだしなあ…。ハックの能力があるっぽいから、仄香と絡ませる方向なら今後は面白い方向に転がりそう。でも、そのまま捨てキャラになってしまいそうだな。

ここまで熱いファンタジーにもラブラブ方向にも行かず、全体的にちょっと中途半端な印象。どっちに転がるか、もう少し様子見かな。

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2009.12.17 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

放課後の魔術師 (1)オーバーライト・ラヴ

放課後の魔術師  (1)オーバーライト・ラヴ (角川スニーカー文庫)表紙とタイトルに釣られてふらふらっと手に取ってみたけど、そこそこ面白かった。

今まで普通の人間だった主人公の遥が、ひょんな事件に巻き込まれて魔術の力に目覚めるストーリー。

つかみはそこそこよかったかなあ。魔術師同士の戦闘は王道を行くものでいい感じだったし、ラブコメ要素もほんのり風味でくどくは感じなかった。遥がヒロインとしてはかなり強気に引っ張る性格のようで、どこまで派手にラブコメしてくれるか楽しみ。1巻の頭で出会ったと思えば、最後にはもうキスまでするくらい惚れ込んでいるんだもんなあ…。はええよw しかも、主人公の安芸に魔術をかけて首根っこ押さえっているって強すぎるんですががが。彼女の恋心の空回り具合を楽しむ話になっていきそうだなあ。

この作品での特色は、変わった人間関係を設定にしている所だろうか。妙に近親間、同性間のカップルが多いのが気になる…。周藤絵里子の秋津安芸への愛情の異常さも変だし、主人公の妹の播機仄香の外へ出られないトラウマも気になる。彼女がこのシリーズの謎を握ってそうだ。

個人的にとても気になるのがイラストのふゆの春秋氏。表紙を見ればわかるけど、髪の描き方がとっても特徴的。本文中のモノクロ挿絵だといまいちだけど、カラーだと映えるなあ。神秘的で魔術師のタイトルにぴったりの絵柄ですな。スカウトした人GJ!

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2009.12.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

さよならの次にくる(新学期編)

さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)面白かった。ミステリーはやっぱりいいね!

最初のノリは前編と同じく短篇集のノリだけど、後半、伊神先輩が現れてからの怒涛の展開が素晴らしすぎる。前編から今まで仕掛けてきた伏線が一気に収束して行く様を見るのが最高にたまらない。これぞ、ミステリーを読む醍醐味じゃないだろうか。確かに、個々のトリックとしてはたわいもないものかもしれないけれども、物語全体をトリックとしてみると、最高に楽しい仕掛けが施してあったと思う。似鳥鶏、侮りがたし。ファンに成ったよ!

葉山くんは最後、伊神先輩なしに卒業編冒頭の謎を解いて成長したなあと実感させてくれた。これで物語としては綺麗に片付いたかな。ちょっと寂しくなってしまうくらい。

さてはて、これで探偵役の伊神先輩は本当に卒業になったのだけれども、このシリーズはぜひとも続いて欲しいなあ。伊神先輩は面白いネタ話せばすっ飛んで来てくれそうだし。柳瀬さんと希ちゃんとの対決も楽しそうだ。

テーマ:小説 - ジャンル:小説・文学

2009.12.14 | | Comments(0) | Trackback(1) | BOOK

神様のメモ帳〈4〉

神様のメモ帳〈4〉 (電撃文庫)熱い話でぐっときた。4巻になっても全然パワーが落ちないなあ。

平坂組結成時に組んでた四代目の相棒のお話。いつにもましてナルミ大活躍の巻。今回ばかりはニート探偵団も、そしてアリスさえも脇役の感がある。ナルミくん、実社会での広報仕事はばりばりこなすわ、組は締めるわ、そしてこじれた人間関係さえも繋げてみせた。作中でさらりと流してはいるが、もう16歳の高校生とは思えない(笑)。すでにニートじゃねえ。まあはなまるでバイトしている時点でニートじゃないとは思うけど。

ナルミもニート探偵団のあの根城にはかなり慣れてきたようで、心のなかでのツッコミも切れ味よくテンポよく読めた。錬次、そして四代目の、あのぎらぎらしたむき出しの感情と、あのツッコミがちょうどバランス取れている感じ。

そして、後半に入ってから盛り上がる。特に四代目がアリスに依頼しに来た時といったら…、もう最高。今まで目にしてきたこととはいえ、仲間のためにニート探偵団が団結する場面はぐっときたなあ。

2巻で出てきたメオが登場していたのにはびっくり。人との繋がりは切れないことを感じさせた一幕だった。錬次もまた再登場して欲しいなあ。

アリスとのフラグを知らず知らずのうちに立てるナルミ。そしてそれに気づいて焦る彩夏。いや、彩夏自身も気づいてなさそうだが。アリスの見せるかわいさがいいなあ。今回の話はそれほど目を吊り上げて探偵していたわけでもないので、余計に可愛い行動が目立って仕方がない。ナルミのジゴロに磨きがかかっているな(笑)。彩夏にアリスにメオか。草壁に「ろくでもない」と言われるだけあるわ。今度は誰が落ちるのやら。

テーマ:ライトノベル感想 - ジャンル:小説・文学

2009.12.13 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

まりあ†ほりっく5

まりあ†ほりっく5 (MFコミックス アライブシリーズ)4巻の与那国事件から引き続いての第5巻、なんだけど…。なんか雰囲気変わってる。

鞠也があんまり絡まずに、かなこをいじるだけのただの下品なコメディになってしまった感じ。特にあのデコネタは唐突すぎて笑えなかった。ストーリーのネタ切れを感じさせるいやな巻だった。

まりあほりっくの良さって、あくまで話の焦点は鞠也で、ミステリアスな彼の秘密にどじなかなこが迫っていくところが面白いと思ったんだけど、単にかなこをいじるだけではただのいじめでつまらないなあ。

日本史かるたとか、面白い小ネタはちらほら見られるのでまだ大丈夫だとは思っているけれども、ちょっと不安。

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2009.12.08 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

さよならの次にくる (卒業式編)

さよならの次にくる <卒業式編> (創元推理文庫)相変わらず楽しいなあ。

ラノベ風味の学園青春ミステリー。Amazonとかの評価を見ていると意外に低評価なのが残念。たぶん出版元を間違えたとしか思えない。本格ミステリーを欲する人にはお薦めしないけど、物語を愉しむ人には是非オススメしたいシリーズ。ラノベで人気絵師を挿絵にして出版されていたら今頃人気でてるぜ?

というか、本格ミステリーが好きな人って、物語仕立ての解答編付き問題集が欲しいだけなんじゃないだろうか。たぶん自分で解いて楽しくないと問答無用で評価が下がるっぽいし。その辺を踏まえて巷の評価を見た方がよさげ。私のスタンスはあくまで物語として見ているつもりなのでそのつもりで。

前作の大きな事件とは打って変わって、今回はちょっとした出来事に絡めた謎解きがほとんど。相変わらず伊神先輩を軸に登場人物がいい味出してますな。特に柳瀬先輩がかわいくてかわいくて。体重が一番軽い人は、といわれて目の前で同い年の男子が指名される様は激しく笑った。そしてそれでもアイスを食べる柳瀬さん萌え。

短編を細かく繋ぎ合わせるスタイルを取る今作は、GOSICKのエスシリーズを思い出させる。あれが好きな人ならこの作品は気に入ってもらえるのではないだろうか。しかもあっちよりもこっちの方がネタの仕込みは細かいし。

シリーズ2巻目にして探偵役の伊神先輩をいきなり卒業させてしまう作者も面白すぎるな。ただ、そこまでして書きたいネタがあったのかなあと。幕間に挟まれている2ページほどの文章が非常に意味深で、次巻が大変気になりますな。どんな仕掛けをしてくるやら。

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2009.12.08 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

GA 芸術科アートデザインクラス

GA 芸術科アートデザインクラス vol.1 通常版 [DVD]9点。すばらしい。深夜アニメにやるのが勿体無いアニメ。NHKが夕方に放映してもいいのではと思える出来。

芸術科に席をおく女子高生5人組の日常を描いたコメディアニメ。彼女たちの個性が強烈に立っているので見ていて全然飽きないね。しかもこの5人だけじゃなくて、彼女たちに微妙な距離感をおいて描かれる美術部の話の見せ方がまた素晴らしい。絡みそうで絡まないこのうまさが最高ですな。

同じ芸術科に席をおく高校生の話として「ひだまりスケッチ」があるけれど、あっちとは作りの方向性をうまく勝負しているなあと感じる。

ひだまりスケッチではテーマは彼女たちの「私生活」にあるのだけれども、GAのテーマはあくまで「芸術科」にあるんだよね。芸術科とはまったく縁のない普通科の高校生活を送ってきた自分としては、芸術の用語や課題がとても新鮮で、勉強がてら楽しく視聴していた。

それにひだまりはまったり感覚、味方変えるとちょい百合っぽいイメージを醸し出しているけれども、GAはあくまでコメディ。ひだまりの癒しもいいけれども、やっぱりGAのテンポの良い掛け合いは大好き。

声優さんも今までのイメージを覆す演技を見せてくれて大満足。特にキサラギ役の戸松遥がびっくり。ハマリ役だよ。ノダミキ役の徳永愛とトモカネ役の沢城みゆきの掛け合いも息ぴったりでしたな。もちろん主人公の5人組だけじゃなく、美術部の面々もばっちり。

そうそう、特徴的なのはBGM。なんだか普通のアニメでは使わないようなPOPな感じの音楽が使われていて、結構お気に入りでした。BGMが楽しく感じるアニメってここ最近はあんまりなかったかなー。

久しぶりにDVDを買いたくなったアニメ。BDで出てないのが非常に残念だけど。ぜひとも2期を作って欲しいなあ。

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

2009.12.07 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

おとまりHONEY 2

おとまりHONEY 2 (チャンピオンREDコミックス)うーん。完全に方向性を間違ってしまったのか、あんまり面白くないなー。

いまいちなのが同居人の扱いかな。彼女たちの設定に踏み込んでうまく雪野との仲を展開させるのかと思ったら、完全スルーで単なる野次馬状態に。雪野と松田の恋路のじゃまになる壁としてしか機能していない。現実世界にありえない設定を持ち込んだら、その現実との乖離に何か話のネタが転がっているんではないかと思うんだけどな。

最初の夏祭りで、雪野に松田がデートへの誘いをかけた時点で進展があったかと思ったら、その後は告白していないということでだらだら引き延ばしている印象を受けた。そろそろ次の巻で強引にでもいいから決着をつけた方がいいのではと思える出来。正直失敗作だと思う。

唯一、みづきたけひとのカラーイラストはいい感じ。とはいえ、単行本だと、雑誌巻頭カラーのページもモノクロなのであんまり嬉しくないんだけど…。

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2009.12.06 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

はなまる幼稚園 6

はなまる幼稚園 6 (ヤングガンガンコミックス)いつもながら、安定してまったり進行のはなまる幼稚園。

今回のお気に入り話はプレゼント話。園児たちのやさしさとつっちーの誠実さがいいですな。自分を振り返って誠実に生きているかと振り返ると胸が痛かった。

それ以外だと、全体的につっちーと山本先生のツーショット場面が目立った巻だったかも。とはいえ、雰囲気的には全然引っ掛かりもないようで、先が思いやられる感じでしたな。

そういえば、エロゲみたいな男一人の女性複数のハーレムストーリーだと男のほうが鈍感だけれども、はなまる幼稚園は逆に女性側が鈍感なんだよね。昔からあるストーリーだと女性が鈍感なのがよくあるパターンだったような気がする。あんまりにもエロゲ的な展開に慣れすぎて、よく考えたら新鮮ではある。

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2009.12.06 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

PURE GIRL

PURE GIRL (メガストアコミックスシリーズ No. 237)表紙見て奇乳系かなあと思ったら、中は意外にそこそこ普通の絵柄。登場ヒロイン達は概ね胸は結構大きいけど。もちろん慎ましやかな子もいますが。

本編はコミカルな純愛系ストーリーな短編で構成。全体を通してヒロインの喜怒哀楽が誇張して描かれているのが魅力だと思う。ギャグ系で使われるような顔表情の書き込みがよく見られるのが特徴的ですな。コミカルなストーリーと合っていると思う。また、ゆるみ口で絶頂感を表現しているのもポイント高い。かわいい系の絵柄を描く作家さんなので絵柄と合ってていい感じ。

あと、表紙から受ける印象と中の絵の印象が違うのと同じくらい、収録されている短編同士でも結構絵の印象が違うのが特徴といえば特徴かな。たった2年の間でこれだけ変わるのは伸び盛りなんでしょうね。次がどんな絵柄で固まるか楽しみだわ。個人的には「ぷろじぇくと!」か「告白x告白」の絵柄がいいなあ。

お気に入りは「現在片想い中」と「告白x告白」。特に「現在片想い中」の超ドジっ子ヒロインを見てるとなんだか応援してあげたくなって仕方ない。こういうの大好きなんだよね。

買う際には見本を確認することを推奨。若気の至りで~、というシチュエーションが好きな人にはお勧めかも。

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2009.12.02 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

好きにしていいよ?

好きにしていいよ? (メガストアコミックスシリーズ No. 239)身近な女性への好奇心や憧れが理性を超えたら…、というテーマで集めた短編集。

個人的にはちょっと好みではないかなあ。特に近親相姦系ストーリーはエッチシーンの描写ばかりが目立って、行為の振り返りにあまり深みを感じられず。純愛系ストーリーは結構お気に入りなので、そっちを重点的に描いてくれないかしら。お気に入りはシネマロマン。後輩の怪しい挙動が気になって、ついストーキングしてしまうお茶目な先輩がかわいらしい。

絵的に特徴的なのは胸だろうか。エッチシーンをダイナミックに見せるために、乳首を前後にブラせる描き方をしている。ちょくちょくこの描き方をする作家さんがいるようだけれども、最近この演出手法が流行っているのかしら。

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2009.12.02 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

狼と香辛料II

狼と香辛料II【1】 [Blu-ray]7点かな。やっと見終わった狼と香辛料第二期。原作は相変わらず未読。

1期と違って、だいぶテイストが変わってたな。1期がホロとロレンスの冒険譚とすれば、2期はホロとロレンスの絆を確かめる話といったところか。ぶっちゃけ、ホロとロレンスのいちゃいちゃ話ということなんだが…。まあ、あれだけ茶目っ気のあるホロと仲良くならない男はいないと思うので、いちゃいちゃ展開はやっと来たかという感想。というか、さっさと押し倒せよロレンス、とか思いながら見てた。

いちゃいちゃっぷりはいい感じ。特に、互いの気持ちをウィットにとんだ大人の会話でやりとりしていく様は見ていて楽しい。でも、単に醒めた会話だけでなく、感情を丸出しにしたやりとりもあるのが恋人同士っぽくて◎。ホロが怒りに来るって尻尾を振ったり毛を逆立てたりしているのがかわいらしくてかわいらしくて。

ただ1期と違って見ていていまいち楽しめなかったとは思う。思い返すとやっぱり商売上の駆け引きが分かりづらかったことが原因の一つにあると思う。2期では2つの大きな取引にチャレンジするのだが、その取引の成功とホロとの別れを天秤にかける描写をしている。この取引をちゃんと理解しないと、ホロと一緒に旅をすることで得るリターンの大きさと、それを得るためのリスクの大きさが実感できないんだよね。どんなにホロがロレンスにとって大切な人なのかを理解するためには、どんだけリスクの大きい取引を行っているかが理解できないとさっぱりわからないんだけど、その取引の詳細はロレンスが一人で延々と語っているだけなのでわかりずらい。特に2つ目のエーブとの取引がさっぱりわからんかった。せめて3分でいいから簡単な絵を使って説明をして欲しいと思った。

とはいえ、Wikipediaを見る限り原作のストックはまだまだありそうだし、アニメ化もきちんと考えてやっているようなので、三期に期待かな。ホロとロレンスの思いはどうなるかも気になる所だけれど、どんな取引のテクニックを持ってくるかも楽しみ。

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2009.12.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

そらのおとしもの (7)

そらのおとしもの (7) (角川コミックス・エース 126-14)アストレアの魅力全開の第7巻。いきなり水着でのアピールからシリアスな戦闘場面まで、たっぷりと楽しめた巻でした。バカ智樹のオチも相まってもう可愛いったらありゃしない。作者は女の子をかわいく見せるとはどういうことかよくわかってらっしゃる。

アストレアの「ばーか」が最強すぎ! これに尽きる!

これで、一通りエンジェロイドは揃った感じ。搭載機能によってここまで違いが出るのかと思うくらい彼女達はみんな個性的だねえ。アストレアの魅力は、バカゆえに、頭で考えずまっすぐに自分を表現する所かな。自分で智樹のことを好きと言い放って、自ら鎖を引きちぎる所は彼女らしさを象徴するシーンだと思った。イカロスは鎖はなくても姿形だけで盲従するし、ニンフは未だにシナプスにいるマスターとの繋がりを求めてしまっているのとはとても対照的に思える。論理的な計算は苦手だけれども、アストレアが一番自分で考えるということができる子なのかもしれない。見ていて三人の中で最も人間らしい。

見ていて人気があるのはどの子かなあ。個人的にはやっぱりニンフがお気に入りかも。彼女のトラウマはちゃんと解決できるのだろうか。幸せになってほしいなあ。

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2009.12.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

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プロフィール

はしばみゆう

Author:はしばみゆう
エロゲを始めてはや10年超。数はこなしていないけど、結構長くやっているオタモドキ。
ここでは主にPCゲームやアニメ、コミック、ラノベなどの感想を書いていきます。18歳未満禁止の話題が多いのでその旨ご注意くださいませ。
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何かありましたら、yu .(dot) hashibami @(at) gmail .(dot) comまでどうぞ。

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