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おまもりひまり

おまもりひまり 限定版 第1巻 [DVD]うーん。6点。酒呑童子が出てくるまではまあまあよかったかな。

妖を討つ鬼斬りの血を引く優人と彼の護り刀を名乗る緋鞠とのラブコメを描いた作品。お約束通り、前半からハーレムルートまっしぐらに飛ばしまくりキャラ出しまくり。色仕掛けしまくり。

アニメは全体的に安っぽいなあ。的良みらんの作品はAngelical Pendulumしか読んだことはなかったけどここまでひどくはなかったので、たぶんアニメの表現がしょぼいんだろう。印象としてはお金のかかったアダルトアニメって感じ。

全体的にパンチラがあまりに露骨かつ下品。物理的なキャラ配置が単調。大体あんだけ人数いるのに綺麗に半円形に並ばせたり直線上に並ばせたり、高校野球じゃないんだから(苦笑)。あと説明口調多すぎ、特に酒呑童子。さらには露骨に裸にさせる構図を取りすぎて真っ白すぎるシャワーシーンなど。作画は結構綺麗だったしアクションシーンもそれなりにがんばっていたのに、演出のひどさで台なしだわ。もうちょっと頭を使って見せ方を考えるべきだと思う。センス古いよね。

キャラ立てはというと、緋鞠のライバルの凛子やくえすのキャラ押しが今一弱くて、あんまりハーレムっぽい感じはしなかったのもちょっと残念。くえすは美味しいキャラだとは思うんだけどなあ。女キャラ出しすぎてその中で埋没してしまった感がある。

よかった点といえばやっぱりEDの曲。びーまいびーは耳に残りますなー。そりゃついったーのTLで流れるのも無理はない。しかもあの猫の手を使ったSDアニメは反則的なかわいさ。なんでこれができるのに本編ではできないんだ!?

話自体は綺麗な恋愛モノに落ちそうなので、二期あるなら見てみたいなあ。もちろん監督演出は変えて。

2010.05.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

双子や双子の双重奏

双子や双子の双重奏 (メガストアコミックスシリーズ No. 259)双子をテーマにした作品集。

シチュエーションはばらばらで、相手が兄やら教師やら、純愛物から陵辱物、果てはレズもの女装しての近親相姦まで様々。双子というだけでこれだけバラエティのある話を作れるのは力がある証拠だと思う。シチュエーションも双子物ということをきちんと活かしている所がいい。「本当に双子なんです」とかだと、見た目は違うけれども、髪型とメガネを外せばそっくりな顔をしていたり、苗字が一緒なネタとか、はたまたまったく同じなので見分けがつかなかったり。ここまでお約束を踏まえてくれると見ていて楽しい。

お気に入りは、「お姉さんが教えてアゲル」と「二人の秘密です!」。この二つは実は連携していて、前者の双子の姉妹と後者の双子の姉弟は兄弟で全部で4人兄弟らしい。で、前者は教え子と3Pで後者が弟が女装しての擬似レズの近親相姦という凝ったシチュエーション。最後、ちゃんと二つの作品を合わせてオチをつけているところはうまいなあと思った。

普通の短編とか長編もいいけどこういうお題を決めた短編集も面白い。次に作者がどんなテーマを選んでくるか楽しみだわ。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.05.25 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

放課後ストロベリーバイブ

(成)放課後ストロベリーバイブ (メガストアコミックス)テーマとしては、登場するヒロインが茶目っ気たっぷりの小悪魔的な魅力で男の子を振り回すという感じだろうか。

短いながらもツボをつくオチが多くて読んでて楽しい。絵も巨乳系ながらもいいラインしてる。カラーの方が映えるけど、モノクロもなかなかなものかと。

どの作品も好きなんだけど、特にお気に入りは巻頭カラーの「いじめていいんちょ reversal」と最後に収録されている「ハメだよこれ金返せ」。前者は男性上位かと思いきや実はそういうプレイで、無茶振りした彼に彼女がぶちきれるというシチュエーション。ショートの女の子のぶち切れたカットが最高。切れ長美人が睨む様は絵になるわ。後者は、気を寄せている部活の男子にカマを掛けて援交をさせるが、実はそれは部で遊ぶゲーム機のための資金稼ぎだったというストーリー。やらせる女の子の側の男の子への気持ちをうまく隠して描いてあって、短いページながらもいろいろ妄想が膨らむ良作。ほんのり顔を赤く染めて「大して金持ってない同級生にそんなことするわけないだろ、ばーか」という台詞が最高。おいしすぎ。

これは久々のヒット作。次も描いてくれないかなー。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.05.24 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

NEEDLESS

NEEDLESS fragment.1 [Blu-ray]8点。原作は未読。あんまり話題にはなっていなかったように思えたけれど、意外と良作だった。

基本的には、主人公クルスの仇討ちということで、シメオン製薬の総帥、アダム・アークライトを倒すという一本道なわかりやすいストーリー。ギャグはあんまり面白くなかったけど、キャラが結構立っていたので見ていて楽しかった。B級アニメとしてはよく出来ていたと思う。

制作がマッドハウスということで、彼らが抱える若手のための習作というところなのかもしれない。パンチラとか服破くなどの健全なお色気に加えて、決め技の連呼や派手なアクション、そしてもったいぶった戦闘など、まさに90年代を彷彿とさせるアニメだった。あのキャラが実はXXXだった、とかあの設定が実は△△△だった、とかお約束をフルに使った作品。初期のバスタードに雰囲気が似ているなあ。

お気に入りはクルスの姉アルカ。若竹色の髪に金色の目とギアスのC.C.を思い出した。目元とかそっくりだよねえ。ただ、最後の見せ場があんまりなくてしょんぼり。

最後、ちょっと打ち切り風味なエンドだったのが心残りか。残り一話でアークライトが復活した後、彼の肉体が暴走して妙なオブジェになってしまったのはちょっと話飛ばしすぎな印象を受けた。原作ネタが足りなかったのかね。

Wikipediaを見てみると、話はまだ続いていくようだ。結構面白かったので、ラストをあんなに綺麗に終わらせずに次に繋げて欲しかった気も。

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.05.24 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

にゃんこい!

にゃんこい! 1 (Blu-ray 初回限定生産)7点。原作は未読。

やっとこさ消化完了。放映当時、ちょっと仕事でバタバタしていて途中で放ったらかしにしたまま見てなかった。

TBSとしては初のHV地上波放送で画質も超ボケボケアプコンじゃなくて綺麗だった。キャラデザもも結構かわいいし。呪いを解くためにネコを助ける過程でちょっといい話を絡めているのが特徴かな。まったり見れる話だった。ただ印象は薄かったなあ。薄味。

設定はラブコメなはずなのに、13話もやって結局なんにも進展しなかったのが印象薄く感じた理由かも。結局ネコの呪いもちっとも解けなかったし。あとは、コメディがちょっと単調すぎたかなあ。凪先輩よりも性格的にはもっと濃い桐島姉妹にその役割を担って欲しかった。この話自体、潤平、楓、加奈子の三角関係を中心に描いているのでしょうがないといえばそうなんだけど、桐島姉妹があまりにも魅力的なので、ラブコメ面でもう少し彼女たちの見せ場が欲しかった。

締めとしては綺麗だったけど、かなりもやもやが残った。これは二期やってちゃんと決着つけて欲しいなあ。

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.05.22 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

パパのいうことを聞きなさい!

パパのいうことを聞きなさい! (集英社スーパーダッシュ文庫)今時のラノベには懐かしいドラマだねえ。嫌いじゃない。

ストーリーは、飛行機事故で行方不明になった姉夫婦の娘を、若くして引き受けることになった大学生である裕太のパパ奮闘記。

ちょっぴりほろ苦くてちょっぴり痛い、でも暖かい昭和時代のゴールデンドラマのような雰囲気がある。これ、中高生よりパパ予備軍の20後半から30代の方が受けるんじゃなかろうか。こんなかわいくて素直な優しい娘がいたらなあと、つい想像してしまう。まあでも現実はそう甘くはないんだろうけど(苦笑)。

一巻としてつかみはO.K. 彼らはこれから待ち受ける障害をどんな風に乗り越えていくのやら。最近のラノベにしては結構リアルなテーマなので最後まで走りきって欲しい。

イラストの人選もぴったり。ちょっと莱香さんの普段着が色気ありすぎだけど、三姉妹はかわいいなあ。なかじまゆかはそろそろ表でブレイクしてもいい頃だと思う。彼女にとってエポックメイキングな作品になるといいなあ。

テーマ:ライトノベル感想 - ジャンル:小説・文学

2010.05.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

キルミーベイベー (2)

キルミーベイベー (2) (まんがタイムKRコミックス)面白いなー。ソーニャはちょっと丸くなったけど、その分ほのぼの感が感じられて楽しい。

夫婦漫才とか言っている人もいるけど、この作品は異文化コミュニケーションの一種を描いたものなのかも知れないなあとふと思ってみた。

やすなは普通の学生、ソーニャは暗殺などを請け負う組織の一員。同じ学校に通ってはいるけれども、彼女たちの境遇は全く違う。そんな中で、ソーニャと仲良くなりたいと思っているやすなは持ち前の恐れを知らない前向きな態度でソーニャに体当たり。関節を外されても棒で殴られても、明るく接しているうちにソーニャもだんだん心を許していく。

実際、1巻なんてソーニャの暴力は結構ひどくて、ちょっとでも近づこうものならすぐに関節を決めていたのに、2巻になってからはすぐに殴るのは鳴りを潜め、挙句の果てにやすなに頭のマッサージをしてもらうまでに仲良くなっていたりする。随分丸くなったよなあ。まあ、相変わらず態度はツンなままだけど。

コミュニケーションを取りたいと思ったら失敗を気にせず明るく何度でもチャレンジすることが一番だ、とやすなを見て思う。この辺、自分に置き換えてみると耳が痛い。英語とかね。まあ、あそこまで仲良くなるのにぼろぼろになるまでなるのを見るとちょっと引くけど(苦笑)。まあ、どうせやられても精神的なものだから、気合を入れればやすなみたいにすぐに復活できると信じよう。あの子のタフさもコミュニケーションに必要だ(笑)。

ちょっと脱線した。作品に戻って、ソーニャは相変わらず組織の一員で、たまに組織の仕事をしていたりするけど、彼女たちの行先は一体どこに行くのかとっても気になる。やすなの猛烈なアピールが効いて仲良く友達になって終わるのか。それとも今のじゃれ合いは所詮仮初で、彼女たちは分かれることになるのか。幸せなゴールを期待したい。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.05.16 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

キルミーベイベー (1)

キルミーベイベー (1) (まんがタイムKRコミックス)これはいい四コマ!テンポいいよねー。

学生の身でありながらとある組織の暗殺者のソーニャと、ちょっと抜けている超人的なタフさを持つやすなの二人が送るハイパーギャグ四コマ。

素晴らしいというしかない出来。構ってちゃんのようにやすながソーニャに体当たりでコミュニケーションを取ろうとする姿が見ていて楽しい。うざいと思っているソーニャはそれを叩き落としている間にいつの間にかやすなのペースに(笑)。完璧超人の癖に怖いものとか気持ち悪いのが嫌いで隙を見せるソーニャもかわいいけど、ソーニャの全力攻めをもろに受け止めてなおかつ未だ五体満足無事なやすなの超絶タフな頑丈体も見逃せない。あんた何者なんだ…一体!

やすなとソーニャを見ていると、関西漫才のボケツッコミを彷彿とさせる。ほんと面白いわ。

構造自体を見てみると、文字通り体をはったメリハリの効いたハイテンションギャグに加えて、登場人物がたった二人に絞ってシンプルにしてネタに集中、4コマの原点に戻った起承転結の展開、そして4コマごとに話を切らさず一連載(?)で一つのストーリーを形成していて話に深みを出すことなど、うまくやっているなあという印象。普通のマンガより読みやすい。

随分前にとらで見かけて購入したのだけれどもこれは当たり。もう買ってるけど次も読むのが楽しみ。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.05.16 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪

乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ 第1巻 <初回限定版> [Blu-ray]6点。相変わらず作画のレベルは高いなあ。

正直、裕人と春香の関係はアニメの表現の都合上これ以上進展しないしワンパターンなので見ててちょっとつらい。しかも最終話の椎名の告白話は既に裕翔と春香のカップル成立を見ている立場である以上、どうにも違和感がある。原作だとこの辺うまくやっているんだろうなあ…。まあ、アリスの新規加入話とか美夏の話の方が楽しかった。本編は終わらせて、外伝みたいな形で周りの人間模様を描いてくれた方が楽しいかも。

しかし作画のレベル、特にアップとかはがんばってるよなあ。まあ原作のしゃあ絵の方はもっと色気あるんだが。あのイラスト集の表紙はやばい。

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.05.16 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

真・恋姫†無双

真・恋姫†無双 一 Blu-rayスタンダード版7点。安定しているなあ。原作は未プレイ。

場面は劉備が登場し、桃園の誓いあたりから黄巾の乱まで。今回は張三姉妹による黄巾の乱騒動がメインなのかね。

人の好みにはよるんだろうけど、ぬるい三国志好きの自分にとってはにやにやできる場面も多くて結構好き。龐統登場とかにやにやしっぱなしでもうね。声が後藤邑子で魔女っ子衣装かよ!はわわ軍師の柳瀬なつみとのコンビは頭が蕩けそう(笑)。今シリーズでは出会うだけで終わったけど、いつ劉備と一緒に旅をすることになるやら。曹操側も順調に人材が集まってきていたり。程に郭嘉と面白キャラが揃ってるなー。曹操軍だと特に程がお気に入り。あのぬぼーっとしたキャラクターはいいなあ。

しかし黄巾の乱が実はアイドル追っかけ隊とか…w ほんとこの発想は楽しいわ。ちゃんと原作もやったほうがいいかもしらん。

遅くなったけど、第三期の乙女大乱もようやく見始めたところ。ちょっと影の薄かった孫家の人々が出てきててこっちも注目。まあ、孫家は基本真面目な味付けがされててちょっと堅苦しいからいじりがいがないんだろうなあ。黄巾の乱が過ぎると本格的な戦乱の世に突入していくはず。そうなると武将も戦乱で死んで行くことになるけど、その辺どう料理していくやら。

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.05.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

めんくい!

めんくい! (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) (ワニマガジンスペシャル)系統としては「メイド嫁」と同じ雰囲気を持つ絵柄ですな。

ただ、あっちは単にやるだけじゃなくて笑いどころをつけたりと展開に変化があったけれども、こちらはお約束通りのハーレム展開。絵的にはどちらも頭身高め年齢層高めの比較的リアルな女性が登場するとだけあってどうしても比べられてしまうのは仕方が無いのかも。あっちは一般的なマンガの展開を持ってきたのに対しこっちは一般的なえろまんが的な展開なのが大きく違う。拠って立つ所が違うので、その辺注意が必要かも。

こっちの特徴としてはきっつい目尻のツンな女の子が上手いのとアヘ顔が多めということだろうか。最近、ロリっ子が幅を利かせている中で、この表情は希少価値あり。あと、アヘ顔が結構上手いので下手すると陵辱系に誘われそう。まあ、それだとありきたりなので、できれば純愛系にいて欲しいかなあ。

お気に入りはなやましシリーズと「とらぶるポジション」。特に「とらぶるポジション」に出てくるほえっとする天然な子がいい感じ。癒されますなー。

結構前からの作品を収録しているせいか、絵の雰囲気が所々変わってる。ただ、あとがきの和風美女イラストはかなり上手かったのでまだまだ成長中の予感がする。次に期待ですかな。大きくしすぎて奇乳系にならないことを祈る。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.05.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

俺専彼女

俺専彼女 (MUJINコミックス)相変わらず肉感的な体を描く人だなあ。巨乳好きな人向け。

アップにすると胸とか尻とか強調しすぎてちょっとバランスが崩れているようにも思えるけど、立ち絵はくりっとした丸い目とふらふらっとした雑多な線からなるラインとの危ういバランスがなんとも言えない魅力があるなあ。このくらいの崩れ方だとえろくていい感じ。

ティーンズ以上の女の子のイチャラブなお話から構成されている。基本的には、つきあう直前ないしつきあってはいるけれどもまだ肉体関係のないカップルが、女の子の勇気で次のステップへ進む展開かな。バラエティに富んだシナリオではないけれども、シチュエーションにそれほど変なものはないので安心して見れる。

お気に入りは「夜伽のススメ」と「絶対彼女」。尽くすためにいろいろAV見て勉強してみたけど、やっぱり普通のえっちがいい、なんてかわいいじゃない。あと、一目惚れは最高においしいです。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.05.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

カノバナ

カノバナ (メガストアコミックスシリーズ No. 249)ストーリー重視の作品。収録作品も比較的長めで、ページ数の半数を占める中編「metronome」と短編4作品。

絵の上手さ、密度の濃いストーリー展開はいい感じ。作品全体から、人生ままならないなあと苦笑いしてしまう、何とも言えないほろ苦さを感じますな。お気に入りは中編「metronome」と「CHERRY PINK」。

「metronome」は親不在の家で年頃の義理の姉弟の成長物語。フォーカスを当てているのは姉というより弟の方だな。義務感から弟に付き合っていた姉が、恋人ができてから弟離れをしようとする様と姉にあくまで依存しようと抵抗を続ける弟。そしてついに弟の抵抗が一線を超えてしまい、今までの関係が終わってしまう。単純にエスカレートするだけじゃなくて、各人の気持ちや背景をそれほど多くないページ数に上手く配置しているなあという印象を受けた。最後の〆も綺麗に終わってる。まあ、あまりに綺麗すぎてえろくないのが困りモノ(苦笑)。

「CHERRY PINK」はちょっと遊んでそうな女子高生と学校一頭のいい秀才との出会いの話。「あと少しで自分の人生が終わるということがわかったら?」という人を対極から見た作品。勉強を見てくれ、という女子高生と二人三脚でがんばって成績を上げてミッションコンプリートと思いきや、その後の唐突な反転の仕方と落とし所が絶妙。

こんな感じで上手いなあとは思うけれども、ストーリーの見せ方、エロスの薄さから考えて、えろまんが業界よりも青年コミックに舞台を移した方が作家さんに合っているんじゃないかなあとも思ったり。プロット次第だろうけどそこそこやっていけそう。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.05.09 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

かちんこちん こあくま

かちんこちん こあくま (TENMAコミックス LO)ある意味怪作な本作品。

LO作品は扱っているヒロインがヒロインなだけにどうしても作品内に社会常識とかけ離れた世界を描かざるをえない。LOの作家さん達にとって他のえろまんが系作家さん達よりも作品世界の歪みをどのように描くかが腕の見せ所となる。

で、この作品は作品世界の方に歪みがあるタイプなのだが、その歪みが一見とっても薄いのが特徴。売春に教師との不倫、そして近親相姦(しかも複数人プレイ)とどうみてもシチュエーション的には真っ黒くろすけなのに、まん丸した目を持つふっくらしたキャラクターデザイン、あくまでほのぼのとしたストーリー展開、そしてあくまでソフトな行為で見た目はほぼ真っ白に。意識してやっているとしたらとんでもない技量を持つ作家さんだと思う。その白さの中でも、一見人畜無害な優男で理知的な大人の男性が、甘い言葉で黒い行為をしているにも関わらず、その気持ち悪さを感じられない「読み手」の理性と感情とのギャップがなんとも言えない居心地の悪さを醸し出している。LO系の作家さんの中でもかなり変わった作家さんかと。

このかわいい絵柄でもっとイチャラブを見てみたい気もする一方、「お母さんになりました」や「お泊りしたい」をもっと黒くした作品も見てみたい気がするかなあ。絵は表紙のとおりで結構安定しているし。

個人的には「おっぱいがきらい」と表題の「かちんこちんこあくま」がお気に入り。どちらも女の子側の視点が好きなんだよなあ。「小学校を卒業したらもうトシ」だとか「他人より胸が大きいことが気になって胸ばかり見る男子を不潔に思う」なんて、極端に書いてはいるけれども多感な女の子の心理をうまく浮き彫りにしていてすごく好き。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.05.08 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

花×華

花×華 (電撃文庫)うーん。どうもいまいちだなあ。おいしいんだけどねえ。

著名な映画監督を父に持つ夕と彼に惹かれた二人のヒロイン、花と華を巡る青春小説。彼女たちが彼に告白をした時から物語が始まる…。という感じで、夕と花、華の三人の三角関係を映画撮影と絡めて明るく爽やかに青春を描いている作品。一冊読み切りで書いているのに、夕と父の関係、花と華の関係や彼女達のもつコンプレックスなど、登場人物の肉付けを多くはないページ数にうまく詰め込んでいますな。

告白シーンでの花と華のバッティングから、夕の手の取り合い、意地の張り合いとか、こういうのが好きな人には垂涎もののシチュエーションがたっぷり。お気に入りなのは、事ある毎に起きる花と華の取っ組み合いのシーンと麻奈が華の胸を揉むシーン。落ち着いた女の子とされている華が子供っぽく意地を張る様がかわいくてかわいくて。

特に大きな話をするでもなく、ちょっとした日常をそのままページという枠で切り取った感じは受けたかな。話の中で出てくるセリフの無い映像のみの映画と合わせているんでしょうな。この辺の構成は手馴れていると言った感じ。

とまあ、おいしいシーンは結構あって、加えて綺麗に話を終わらせているのにも関わらず読み進めているとどうにも違和感を感じて仕方ない。ポイントは文体のリズムの悪さとキャラの口調がイメージと合わないことかなあ。読んでいると、ストップアンドゴーを常にしているような感覚を受けて疲れてしまうのは×。やたらめったら倒置や体言止め、読点を使っているのが原因のような気がする。彼らの初さを表現するのにうまく言葉が出てこない所をそのまま表現したのかも知れないがやっぱり読みにくい。あと、イラストの華やかさに比べてキャラの口調がどうも汚く感じてしまうんだよねえ。超受け身の主人公の癖にぶっきらぼうな言い方をさせてみたり…。こっちはたぶん過剰反応かも知れないが。

正直、涼香イラストの破壊力に引っ張られた作品かなあと…。ちょっと勿体無い。

テーマ:ライトノベル感想 - ジャンル:小説・文学

2010.05.04 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

とある科学の超電磁砲

とある科学の超電磁砲 第1巻 <初回限定版> [Blu-ray]面白かった…けど、ちょっと物足りなかった気もする。

構成はコミックス1~3巻を前半1クールに、後半1クールを前半の話の救済としてオリジナルを持って来ている。

最初の1話は見せ方が上手かったんだけどなあ。そこから最終話にかけてだらだらテンションが下がっていった感じ。

1話は友達を傷つけられたからということでレールガンで相手を懲らしめるやり方は、まさに水戸黄門的なお約束。レールガンの見せ方もど派手でさすが。本シリーズの見所の一つの、御坂美琴の私生活も垣間見れて楽しかった。彼女のファンなら狂喜乱舞だろうなあ。

幻想御手事件はまさに禁書目録の流れを彷彿とさせる設定でまさに原作の面目躍如って所だったんだけど、その後のMARが出てきてからの2クール目の事件はどうにもしょっぱい。やっぱり敵役があまりにも悪役ぶりすぎたのも原因の一つかもしれない。あの狂気に染まったテレスティーナお姉さんの顔はドン引き。それに、彼女の事件が単独犯っぽくて学園の闇との繋がりをいまいち感じられなかったのも、ドラマが軽く感じられた理由の一つとして上げておく。

あと2クールはさすがに長かったのでは…。1クールに押し込めてもっとぎゅっと話を濃縮させた方が面白かったのかも。原作はもっと短いわけだしね。

まあ、黒子が面白い子だったので楽しめたかなあ。あの声はおばさんくさいとか言われて、あまり好評ではなかったらしいが(苦笑)。あと、自分は上条さんが好きすぎるのがよくわかった。上条さんが画面に出てくるだけでどきどきしてた。禁書目録二期来てー!!

超電磁砲の原作はまだしばらく続くようでどんな話を書いてくれるか楽しみ。原作ストックが貯まったら二期を期待したいなー。

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

2010.05.03 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

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プロフィール

はしばみゆう

Author:はしばみゆう
エロゲを始めてはや10年超。数はこなしていないけど、結構長くやっているオタモドキ。
ここでは主にPCゲームやアニメ、コミック、ラノベなどの感想を書いていきます。18歳未満禁止の話題が多いのでその旨ご注意くださいませ。
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