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グリザイアの楽園

グリザイアの楽園9点。グリザイア3部作をやっとクリアしました。

一言、「おもしろかった~」。

製作側の勢いを楽しめました。こういうパワーっていうのもいいよね。土日で一気に読み込んでクリアしました。


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2014.05.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | ゲーム

SAYONARA FAIRES

SAYONARA FAIRES (TENMAコミックス LO)久々に読んだ18禁コミックの中では自分の中でヒット。

お気に入りは表題の「さよならフェアリー」中編と最後の方に収録されている短編「twelve steppes」。

「さよならフェアリー」はなんというか、ささやかなんだけど、一途で微笑ましい少女の愛を描いた作品。男性側が日本人で少女がアイルランド人という、言葉が微妙に不自由な所がまたいい感じ。こう初々しくて不器用な愛というのが言葉のやりとりのぎこちなさに出ているように見えてぐっとくる。

「twelve steppes」は女の子が母へ変わるというのはどういうことなんだろう、という一点を描ききった佳作かと。間に挟まれたえろい行為がまた背徳感があっていいなあ。

そんでもってヒロイン誰もがかわいいのが素晴らしい! これはいい。

2013.03.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック

氷菓

氷菓 限定版 第1巻 [Blu-ray]よかったー。単なる探偵、推理ものじゃない、青春学園物がとても甘酸っぱかった。

状況証拠を追い求め、綿密に計算されたロジックのみを楽しむ、昨今の本格ミステリーなどと呼ばれるものよりかは、このようなその出来事の背景に迫るお話はとても楽しかった。また、その動機がまたほんとうら若き青少年の悩みや迷いをついていて、なんというか共感を覚えるんだよねえ。若いだけあって、ちょっと理屈っぽく、でも真摯に悩む姿はちょっとかっこよくて、なんというか等身大の若者像って感じがする…、って言ったら大げさすぎ?

しかし、えるはかわいすぎだろー。奉太郎はとっとと告ってしまえよ、と壁ドンしたくなった(笑)。しかし、あれだけ男性に近寄った女性を見たのはえるが初めてかも…。ほんと、目を覗き込んで文字通り目と鼻の先まで近づく描写が本当に多かったのが印象的だった。あの無防備さと最終話の最後のシーンでのえるとのギャップが彼女の魅力なんだろうなあ。

反面、頭脳だけでなく行動力も奉太郎は高校生離れしていたな。特にクドリャフカの順番のエピソードで、裏取引をする奉太郎はさすがにちょっと反則気味でないかなー。

ともあれ、さすがといえる作品だった。またこのスタッフで彼らの『事件』をぜひ見てみたいものだ。


2013.02.26 | | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

るいは智を呼ぶファンディスク -明日のむこうに視える風-

るいは智を呼ぶファンディスク -明日のむこうに視える風-9点。見せ方よかったなー。構成に目を見張った。

2008年を代表する作品である「るいは智を呼ぶ」のFD。これ、2010年の作品なのよね…。それを2013年になってやっているとは、私って一体…。さぼりすぎ。

ファンディスクっていう名前はついているけれど、実際は本編シナリオを裏で支えていた、央輝、恵、そして真耶姉さんの救済ルート兼背景説明ルートと言っていい。そのシナリオの中に、ファンディスクらしい遊びシナリオを混ぜ込んだ秀逸な作品として仕上がっている。よくできてるよねえ。

本編とこのファンディスクを通してこの「るい智」は完結する。両方通してぜひプレイしてみてほしい。

んじゃ続き。


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2013.02.12 | | Comments(0) | Trackback(0) | ゲーム

天使の羽根を踏まないでっ

天使の羽根を踏まないでっ 初回版面白かったー。9点。

朱門優シナリオは『いつ空』こと「いつか、届く、あの空に。」以来か。この人の神様の解釈の仕方は面白いよね。最後のグランドルートで怒涛の解説があったけれど読んでて楽しかった。

もちろん、そういう凝った世界観だけでなくそこに息づくキャラクター達も魅力的だった。あやめかっこよかったしね。良主人公いる所には良作ありとは言ったものだ。


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2013.02.03 | | Comments(0) | Trackback(0) | ゲーム

暁の護衛

暁の護衛 通常版うーん。6点。キャラげーですな。

発売が2008年なのでもう5年ほど前の作品になる。体験版をやっていまいち肌に合わなかったので発売日はスルーしたのだが、完結編が出た時に、続編が出るほど面白いのなら、ということで通常版を購入、そして積んで今に至る。

あちこちで言われる、メイドのツキとの掛け合いはそこそこ面白かったし、ツキルートはかわいかったんだけどなあ…。ストーリーとキャラクターに魅力を感じなかった。CGはさすがトモセって感じでかわいいんだけどね。

この作品のボディガードというのはあくまで売るための設定で、本筋は身分違いの恋を描く作品である。なので緊迫感のある話を期待すると肩透かしを食らう。日常生活をお嬢様の御用聞きで追っかけまわしていたらいつの間にかくっついていた、っていう、あんまりひねりのないストーリー仕立てである。この辺が古さを感じる所なのだろう。2000年代前半はこんな作品多かったよね…。

個別ルート中に挟まれる海斗の父親の回想や、麗華、ツキでの海斗の過去関連をもっと掘り下げることができれば、もっと面白くなっていたかもしれないと思う。海斗の父親がなぜ海斗をあのように育てたのか、それにあの金庫をどう思って残していたのか、そして母親を殺したのはなぜ、など。いろいろもったいない背景が山盛りでそっちの方が見てみたい。黒堂鏡花のもとにいた杏子も、なぜ海斗を追っかけていたのか謎のまま放置されたし。ツキルートもツキの視点からも話を展開してもらったらぐっと感情移入できたかもしれない。

いろいろもったいない作品である。

続編の構想があったからシナリオを絞ったのではないかとの意見もちらほらみたが、続編2作の感想を聞く限りそこまで考えてなさそうな気もする。最終作も尻切れトンボらしいとの評判だし。うーん。続編2作を追加で買ってやるべきか悩む…。

3月にトモセ、衣笠コンビで『レミニセンス』が発売になるとのことだが、ちょっと購入はためらうかなあ。倉屋敷重工があるみたいで、暁の護衛と世界観を合わせているみたいなので興味はあるんだけど。

2013.01.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | ゲーム

Hyper→Highspeed→Genius

Hyper→Highspeed→Genius 初回限定版7点。読み合いが中心になる話でちょっと地味な印象かな。暖かい世界なのでまったり気持ちはいいのだけれど、もう少し尖ったお話だと好みだった。でもあとでじわじわくるいい話だと思う。ネットでHHGの名前がちらほら出てくるのは分からなくもない。

はぁー、ミヤスリサいいなあ。このふわふわした感じが最高。翆名を担当割りしたディレクターぐっじょぶ! 声優さんのあののんびりしたしゃべり方といいもうぴったりだわー。癒される~。

んでは感想行ってみますかね。


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2013.01.16 | | Comments(1) | Trackback(0) | ゲーム

グリザイアの迷宮

グリザイアの迷宮9点。

果実のFANDISC兼楽園のプロローグ的な作品なのでちょっと蛇足な部分も多かった気もするけど、面白かった。メインは雄二の過去編こと「カプリスの繭」だよね。

アフター自体はまあ順当に。個人的には殺伐とした蒔菜アフターがこの作品群に一番マッチしたシナリオだった気もする。でも、カプリスの繭を見せられたらこの作品にアフターなんて意味があったのかと考え込んでしまう(苦笑)。果実、迷宮、そして楽園に続くルートしかありえない気がしてならない。

んじゃカプリスの繭の感想を。


【“グリザイアの迷宮”の続きを読む】

2012.11.24 | | Comments(0) | Trackback(0) | ゲーム

グリザイアの果実

グリザイアの果実8点。なかなか面白かった。ちょっと長すぎる気もしないでもないけどね。正直7点としてもよかったのかもしれないけど、がんばったで賞で+1点。

隔離施設に放り込まれる原因となったヒロインのえげつない過去を追体験して、彼女たちのトラウマを解決する話ばかりだから本当に読むのしんどかった。最後はそれなりにハッピーエンドになるのでそれだけを頼りに読んでた。
ただ、その中でも思い返すと天音ルートが一番楽しかった。本当に一姫が魅力的だった。やっぱり彼女の話は読んでみたいなあ。

以下、5人のルートの感想。


  • 天音

    グリザイアの果実のメインルート(だと思う)。主人公である雄二の姉である一姫が大活躍する話。天才といわれた一姫の人間味あふれた素顔が見れた良シナリオだった。いつスプラッタ話になるかドキドキしながら読んでた。ただ、このルートでは現在のビッチ天音と昔の弱気な天音とのギャップについては何も明かされずじまい。その割にばあさんになるまでエピローグ書いてるのはどう見ても蛇足だよなあ…。


  • 蒔菜

    果実の中ではもっとも悲劇的なルートだと思っている。結局逃げたはいいがトラウマを乗り越えることはできず、あげく食うために蒔菜自身をJBの組織に入り込ませてしまう。バッドエンドもひどいしなあ…。ただ、このシナリオでは『教授』なる天才がいることが示唆される。でもどうみても一姫だよね、これ…。雄二の過去話は果実では決着つかなかったけど、いずれつける日が来るのだろうか。


  • 由美子

    こちらは蒔菜とはちょっと違うけど、お家事情に翻弄される意味では同じ。ただ、こちらはハッピーエンド。えろえろになってしまう由美子はよかった。もうデレデレですな。渡辺明夫の絵はアニメーターだけあってうまいんだけど肉感的すぎかも(苦笑)。


  • ささいな誤解から生まれた悲劇。オーソドックスなシナリオだしきれいにまとまっているなあと感心。でも幸は最後には名前の通り幸せになってよかった。幼馴染との恋も実ったしね。それにえろかわいかったー。


  • みちる

    トラウマを乗り越える術として、生まれ変わりを演じさせるとは思いもよらなかった。移植した臓器が人格を変えるという噂はあんまり信じる気になれないのであまり評価はできないけど、人の表と裏を意識させる話は結構好きだった。あとあのラムネの表現はよかった。こういう小道具の見せ方はこの作品全体通してよくできていたんじゃないかと思う。




迷宮はすでに押さえているのでこの後やるとして、3作目は製作決定しているらしいので楽しみだ。

2012.10.29 | | Comments(0) | Trackback(0) | ゲーム

古色迷宮輪舞曲~HISTOIRE DE DESTIN~

古色迷宮輪舞曲~HISTOIRE DE DESTIN~ マークはしていなかったけど、2chの評判を聞いて発売直後に押さえに行った。評判通り楽しめたかな。ちょっと小粒だけど、その感じがまさにえろげって感じでよし。8点。

話は、パッケージの表紙の少女が木箱に入ってとある喫茶店に送られてくる所から始まる。その少女、サキが主人公である名波行人に、『“運命の輪” が狂っていること』、『一週間後、行人には “死” が約束されていること』、『行人に近しい人間には “不幸” が訪れること』。そして助かるためには『狂った≪運命の輪≫を元に戻すこと』ということで、キャラクターが運命の輪に巻き込まれて苦労するお話である。

小粒とはいえ、よくできているSFだと思うので以下コンプリートさん向けネタバレ…。


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2012.09.25 | | Comments(0) | Trackback(0) | ゲーム

Steins;Gate

STEINS;GATE Vol.1【初回限定版】 [Blu-ray]うん、面白かった。9点。

原作はPC版を随分前に買ったはいいが…、放置中。先にアニメを見てしまった。

タイムリープものではあるが、シナリオの流れとして単純な過去改変ではなく巻き戻しをさせるところが目新しいかも。あと、おなじみ秋葉原をそっくりそのまま舞台にしているのも好感触。

そしてキャラクター人気の通りやっぱり紅莉栖がよかった…。かわいかったねえ。特にジト目。


【“Steins;Gate”の続きを読む】

2012.01.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

ランス・クエスト

ランス・クエスト8点。久々のランスシリーズ。最近のえろげで発売日から間を置かずにやっているのはランスシリーズのみといって過言ではないくらいお気に入りのシリーズだったり。本作は大好評だった前作「戦国ランス」の続きのお話。戦国ランスのラストでシィルがJAPANで氷漬けになってしまったのでなんとかしないといけないと腰を上げたランスだったが…ってなもん。

まあいつものノリではあるけれど、なんかこう、ちょっといつものノリとはなんか違う感じを受けた。妙な盛り上がりのなさというか、淡白な感じではあった。クエスト制にしたせいで、サブクエストという形でキャラは出しやすくなったけど、まとまりがなくなって薄味になった印象ではある。あとはシリーズ終りを予感させる感じを全体的に漂わせていたからかもしれない。鈴女退場のシーンはまさにそれを象徴していたものだと思う。戦国ランスから登場だったはずなのにこんなに思い入れができるとは…。その割に長い間くのいちをやってたかなめさんの印象の薄いこと薄いこと。いや、それなりに活躍はしてたんですがね。

そして、ランスファンの待ちに待ったリセットの登場。またかわいいんだ、これが。プレイヤーがおっさんであればあるほどそのかわいさが効く。娘かわいがりってもんだ。えろげブームが00年代前半だったことを考えると、いまのプレイヤーはおっさん世代に足を掛けてるはず。この世代に無垢な娘を見せられるとノックアウトされちゃうなー。香ちゃんも同様。次もかわいい娘っ子を出してくだされ、アリス様。

そうそう、あと数ヶ月でアドオンの「ランス・クエスト マグナム」が発売するらしい。もうちょっとストーリーの掘り下げをしてくれるのだろうか。カラー族のばあちゃん達とか楽しそうなんだけどなー。ただ、ランスシリーズがついに残り2作と宣言された以上、とっとと先を見たい気もしないでもない。というわけでヘルマン編はよ!

2011.12.29 | | Comments(0) | Trackback(0) | ゲーム

IS <インフィニット・ストラトス>

IS <インフィニット・ストラトス> 第1巻 [Blu-ray]7点。こういうにやにやハーレムアニメもなかなかいいものですな。

とはいえ、8、9話辺りのラウラが仲間になる前後の話とか、11話の一夏が落とされるエピソードとかちょっと厳しかった感じは受けた。この辺がスタッフの限界かねえ。プロットは全員揃ってなんか敵を倒す所までがちょうどキリがよかったのでそこまで引っ張ったんだろうけど、さすがに尺が厳しかったか~。ラウラのヨメ宣言はあまりに唐突すぎて無理やりにしか見えないし、11話の密漁船の話はちょい安直過ぎ。原作そのままだと入りきらないならもうちょい考えるべき。あと、ラウラが入ってからみんなで一斉に一夏を奪い合う構図になってしまうせいか、どうも話がバタバタして落ち着かないんだよねえ。シャルまではシャル無双で二人きりの構図が多かったので、話もきちんと納まっていた気がしたんだけど。

そうそう、戦闘シーンとかかなり小気味よく動かしていて見ていて楽しかった。ISのデザインはマシンに人物がくっつく結構やっかいな感じなのに、もうこんなことまで出来るようになったんだねえ。マクロスFの戦闘シーンを彷彿とさせるけど、こっちはCGではカバーしづらい人間が露出している分だけハイレベルだわ。キャラもかわいいからこのデザインはOK。スカイガールズ、ストライクウィッチーズシリーズときてISかー。しばらく美少女メカ物はこのデザインが流行るかもしれんなー。

OPとEDも曲はノリがよくてお気に入り。つい買っちまったい。OPアニメーションもなかなかよいですな。個人的にはセシリアのカットが結構お気に入り。そしてあのED考えた人えらい! けど、最後の方はもうすっちゃかめっちゃかであんまり意味がなくなっていたような気も…(苦笑)。でも、二期やるなら次はどんなアイデア出してくるか楽しみではある。

あとお願いと言ってはなんだが、ISはかなり売れたらしい(私もつい手を出してしまった)のでぜひ原作が決着付くまで追っかけてほしいもんだ。ただ、これほどまでのハーレムもの、原作はちゃんとけりつくんだろうか…?。

2011.05.04 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]8点。

なんかこう真っ向勝負で人間を描いているので、身に覚えのある自分としては「アイタタタ」となってまともに見ることはできなかった。若い自分ってなんでこうバカなのかね。まあ今でも治ってないけど。

さてこの作品、ヒロイン(?)の桐乃を愛でるというより、それに振り回される京介に焦点を当てたお話という印象を受けた。桐乃が『人生相談』と称していろんな悩み事を京介に持ち込んで、京介がそれを一生懸命解決していく。

桐乃の超ツンデレっぷりとそして踏まれたり蹴られたり罵られたりするも、そんな妹を見捨てられずなんだかんだ世話を焼く京介。アニメ化の回でアニメスタジオからの帰り、黒猫が「うらやましい」ってつぶやく気持ちが分かるわ。ファンの間では黒猫vs桐乃でどうも人気があるようだが、自分としては京介がお気に入り。こんないいやつめったにいないよな。ある意味神々しさを感じるくらい。これだけ完璧超人にしているのは、彼を視聴者目線にして、他のヒロインの動きを追わせる作りにしているせいなのか…? ただ、振り回される京介を見たくてみている自分はたぶん俺妹ファンの中でも結構少数派かもしれん…。黒猫も桐乃もどっちももちろん大好きだけどねっ! どっちかというと意地張りまくっている桐乃の方が見ていて好きかな。ただ黒猫の猫のようなかわいさも捨てがたい。普段の落ち着きと毒舌と裏で見せる乙女チックな所がいいですな。12話で黒猫がコスプレ着てポーズ決めている所を弟妹に見られている所なんて、あまりのラブリーさに悶えざるを得ない。

ただ、あやせだけはあのルックスなのに、あやせの同人誌をあまり聞かない理由がなんとなく理解できたわ。あの黒さ半端ねえ…。

お話も落として持ち上げたり、結構エッジを効かせていて鉄板なつくりだと思うけど、シリーズ構成も結構実験していて分岐ルートを作ってみたりなかなか面白い。分岐ルートを作ったのはヨスガノソラが印象に残っているけど、アニメとしては俺妹でやった1話程度の軽いIF分岐の方が合っている気がする。

今は第14話をネットで放映中。13話を2週間差で見損ねたのは失敗だったなあ。こんなにおもしろいならもっと早くに見ておけばよかった。反省ですな。俺妹もアニメは第二期が十分ありそうな作りだし、これは期待したいなあ。BD-BOX出たら買っちゃうかも…。

2011.05.04 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

屍鬼

屍鬼 1 【通常版】 [Blu-ray]ちょっと生活に余裕が出てきたのでレビューでもちまちま書いていきますか。書いてない間にもいろいろ見終わったものもあるんだけど…。まあそれはそれ。

最近「屍鬼」を見てました。これ、出版されたの確か20年近く前だよねえ。作者の小野不由美は、あの当時十二国紀しか知らなかったので、こんなおどろおどろしいタイトルの付いた、これまたごついハードカバーを書くなんて結構びっくりしたもんでした。友達が読んでて気にはなってたのだけれどそのまま触れることなく、気づいたらコミック化そしてアニメ化して目の前に帰って来るという。ちょっと昔を思い出して感慨にふけってみたり。

さて、この屍鬼ですが、ぶっちゃけ吸血鬼ものですな。吸血鬼もののお約束をきっちり踏まえた作品に仕上がってますな。作品のBGMに通して感じられる物悲しさがストーリーの行方を表しているというか。前半は純粋なホラーもの、そして後半は攻守立場を変えたサスペンス物といった感じで話が進行していく。前半の重苦しさ、閉鎖的な村を舞台にしているせいかまったく対応できないまま人が死んでいく様を存分に見せられて、ここで合わない人は結構脱落する気も。私もスタートはよかったものの中盤にかけて見てて結構しんどかったですな。

そして、吸血鬼が村を乗っ取る所まで行ってから、一気に攻守変わって村人が逆襲に転じてからは展開が速い速い。今までのうっ憤を晴らすかのような進行っぷりでさくさくと吸血鬼が退治されていく様はスカッとしますな。ま、そんなこんなで結局物語としては吸血鬼は命からがら村を追い出されることになるわけです。

この話がすごく面白いなあと思ったのは物語の構造がきれいに対称になっていることでしょうか。清水恵で始まって清水恵で終わる。最初の村からの浮きっぷりとそして最後の殺され方…。あの道化っぷりが最高ですな。そして吸血鬼一族が村に引っ越してきて、最後に彼等は命からがら村から逃げ出していく。最初は村人が無情にも殺されていく様を見せられたかと思ったら、吸血鬼の正体がばれる中盤を挟むと、吸血鬼の側の事情や孤独さを描いていく。とてもきれいな構造で見ていて感心してました。

最後は館もののお約束で炎上して終い、っていうオチまで丁寧につけてくれてB級ホラーにまとめてしまってどうしようかと思ったけれど(笑)。見ていて吹き出してしまった。

終わらせ方も結構お気に入り。吸血鬼は結局逃げおおせたし、それになにより人狼は穴埋めしただけで殺せずなにも解決できていない。そして、一番は始祖の存在を匂わせておきながら結局そこにはたどりつけなかったこと。この辺の余韻の残し方は秀逸で、ホラー映画の教科書的なけりのつけかたを忠実にやっていて実に素晴らしかった。

というわけで8点。B級ホラーが好きな人にはお勧めかと。

2011.04.30 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド

ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 第1巻 [Blu-ray]原作は未読。うーむ。うまくまとめては来た感じはするけど…。

新房×シャフトということで、こういうストーリー性の強い作品は合わないんじゃないかと思ったけど、話をぶち壊しにせず綺麗にまとめてきたのはちょっとびっくり。少しは見直したかな。ヴァンパイアの長として君臨するミナ姫が、自分の立場とただ好きな男の子に恋焦がれる見かけの年相応の女の子の間の葛藤をテーマとしてうまく見せていたとは思う。ただ、相変わらず演出方法が偏ってる。直近が化物語だったせいかそのまんまの見せ方で来たのはさすがにどうかと…。

人にまぎれてひっそりと暮らしてきたヴァンパイアが、ある日突然東京に租界を打ち立てることになり…という話で、バンド(租界)を設立するまでかと思ったら、前半で租界設立、後半で組織内抗争を描いていて、ちょっと中途半端な構成だった気もしないでもない。

話をぐっと圧縮しただけあって、前半の租界設立はかなりスピード感を持って話が進んでいく感じで、キレがあってぐいぐい引き込まれたかな。特に山場のミナの顕身した姿はよかった。ほんと綺麗だった。ただ、後半のメイレンの話はちょっと微妙ではあるなあ。三枝とか前半でアキラがミナを選んだ時点でお役御免なのにまだしつこく登場していてちょっとうざく感じたり。処女検査とか結構えろい描写を真っ向から描くとか挑戦的ではあったとは思うけどね。

今作品で注目はミナ姫役の悠木碧。まだ若いのにあれだけ力のある演技ができるなんて、将来大物になるなあ。ぜひがんばってほしい。

2010.09.21 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

WORKING!!

WORKING!! 1 【完全生産限定版】 [DVD]原作は未読。やー、楽しかった―。

とあるファミリーレストランを舞台とした青春コメディー。難しいことを考えずに、まったりみれる良作品だった。

一癖変わったキャラクター達に加えて、ほんのりスパイスされたラブな関係もすごく楽しかった―。佐藤くんと八千代さんと店長、宗太とぽぷら先輩と伊波ちゃんの三角関係がもう絶妙。この一方通行感というか報われなさっぷりがほほえましいというか同情してしまうというか。なんか和むのよねえ。佐藤君と八千代さんうまくいくといいんだけど…。宗太はなんだか伊波ちゃんエンドに向かってる感じだけど、こっちはもう既定路線なの?!

ノリのいいOPもよかったなあ。ぽぷら先輩が一生懸命がんばって動く姿がもうかわいくてかわいくて。いつもOPは一回見たら飛ばしちゃうんだけど、この作品はもう必ず頭から飛ばさず見ていたくらい。そして声を当てている阿澄佳奈にぞっこん(笑)。もうこの声最高だわ。こう、ちっちゃくいけどがんばってる感じがして、宗太がお気に入りなのもわかる。スタッフぐっじょぶ!

最後に一言、ぽぷら先輩かわいい! 二期やんないかなー。期待して待ってるよ! 

2010.09.21 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

デュラララ!!

デュラララ!! 1 【通常版】 [DVD]面白かった。9点。

最初は、謎の情報屋、そして首なしライダーから始まった物語が、どんどんキャラクターの秘める謎を追いかけていろんな様相を見せていく展開が面白くて面白くて一気に見てしまった。そして、一見この世界にまったく関係のないただの傍観者と思われた三人がきれいに話に組み込まれていく様はまさに圧巻。同時に多層的に展開していくストーリーはアメリカンドラマを彷彿とさせる。これ、ぜひ二期、三期と見てみたいなあ。原作の小説は順調に出版されているようなので、期待大。

そして話を彩るキャラクター達も一癖も二癖もあって楽しいのって何のって。特に大好きなのが臨也と静雄。彼らの絡みが面白くてついつい注目してしまう。彼らの過去は映像でも少し出ていたけれども、もっと深いものがありそうでとっても気になる。それに臨也はなぜ情報屋をしているのかも。

ちょいと残念だったのが、門田達ダラーズメンバー4人組。脇役としてはいい所を見せていたけれども、彼らの活躍をもっと見てみたかった気はする。この辺は二期に期待。

あと、キャラデザインが結構いいんだよね。影のあるキャラクターをうまくデザイン出来ているんじゃないかと。特に杏里はスタイルもあってめっちゃえろい。こう儚さと強さが同居しているいい例じゃないかなあ。

ほんといい作品でした。原作もだいぶ売れているようだし、よきかなよきかな。

2010.07.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

ロウきゅーぶ! (5)

ロウきゅーぶ!〈5〉 (電撃文庫)一歩ずつ前に進んでますな。見ていてみんながまぶしい。

今回はひなたの当番回ということで、ひなたの一皮向けた頼もしい姿が見れた。他の4人は体つきも丈夫だし、活発な子が多いのでスポーツにあまり違和感がなかったが、ひなたは1巻の時は本当にお人形さんな扱いだったからなあ。団バスでのお人形さん的な扱いから、前回の硯谷戦でのトリッキーな戦い方、そして今回のトライアスロンと遅ればせながらゆっくり伸びてる。持久力がないイメージだったのに、いつの間にか5kmマラソンをちゃんと完走できる所まで鍛えてきたのは本当にすごい。

あと、読んだみんな指摘しているのがひそかに愛莉も成長しているところ。昔はあんなに気弱だったのに、自分で水泳ができるように努力して、それでもって後半のトライアスロン競技には運動神経抜群の智花を自ら競争相手に指名するとは、本当に精神的に成長したよなあ。次回は彼女がチームを支えてくれるに違いない。

いろんな経験を積んで成長したとはいえ、まだまだ彼女達にも才能に差があるわけで、愛莉と智花がいい勝負をしたのは智花の水着が外れかけたせいだったりとか。ちょっと、いやかなりのご都合主義な話の作りは見えるけど、やっぱり彼女達の話は読んでて楽しい。ご都合主義といえば、いつものロリコン疑惑ネタは相変わらずでしたな。わかるけど、男子とはいえ高校生が小学生の裸を見てキャーキャーいうのもどうかと思うんだけどなー…。ガン見してるならともかく(笑)。

硯谷で指摘された、公式戦をするための必要条件である部員も増えそうだし、次回辺り部員増やし作戦とか来るのかな。ロリに耐性のない昴は大変だねえ。

2010.07.06 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

10歳の保健体育

10歳の保健体育 (一迅社文庫 た 1-2)相変わらずの竹井10日節ですなー。読んでて秋桜の空にを思い出した。

ストーリーは、ある日主人公の静姫(男)の元に、自分は腹違いの妹だと言って小学生のはみるが家にやって来るところから始まる。すぐに、はみるは静姫のお隣に住んでいる幼馴染の翠蓮の腹違いの妹だと分かったが、そこから静姫の従姉の綾音との4人の生活が始まる。

そんな感じで、ひょんなことからはみると知り合った静姫とその周りを描くコメディノベルですな。あんまりストーリーというものはないけれど、最後に静姫がはみるによって姉の喪失感から立ち直るエンディングは綺麗ではあったと思う。

イラストもあいまって大変下品に仕上がってる。はみるとかかわいいんだけど、翠蓮の胸のでかさとか、綾音の扇情的すぎるスタイルとかどうみてもねえ。あげくの果てに、童顔でかわいいのになぜか筋肉がむきむきの荘川とか。会話のかみ合わなさ、予想外の組み合わせ、ギャップに面白さが竹井10日の魅力なのかもしれない。今から10年前に「秋桜の空に」をプレイした時にはこの作風は好きだったんだけど、今これを読んでもちょっと受け付けられなかった。別の作品は違う作風なのかしら?

2010.07.06 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK

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プロフィール

はしばみゆう

Author:はしばみゆう
エロゲを始めてはや10年超。数はこなしていないけど、結構長くやっているオタモドキ。
ここでは主にPCゲームやアニメ、コミック、ラノベなどの感想を書いていきます。18歳未満禁止の話題が多いのでその旨ご注意くださいませ。
リンク、トラックバック等はご随意に。
何かありましたら、yu .(dot) hashibami @(at) gmail .(dot) comまでどうぞ。

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