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お気に入りのコンテンツや出来事に対して感想を書くブログ。
7点。うーん。本来は6点くらいと行きたいけれど、原画の力で+1点。栞かわいいよ栞。
ストーリーラインは、普通の高校生が突然の争いに巻き込まれ、謎を追ううちに自らに秘められた力に目覚め、ついには敵を倒して平和を取り戻すという、よくある王道のヒーローもの。
途中まではそれなりによかったんだけど、最終対決手前の主人公達に立ちふさがる試練の頃からテンションがだだ下がりに。大きな戦力だった賢久と雪子が消え、スペルヴィアに真相を告げられる頃だろうか。中盤までをあまりに主人公チームに有利に運び過ぎたために、最終地点前の試練の落とし所に迷いが感じられた。美鈴先輩とかキャラ変わっているし…。
あと、これだけ長い話の割に、キャラ達の掘り下げ方に深さを感じられないのがマイナス。脇役の香央里と匡は空気化しているし、メイン級の栞はなぜか最後の顔見せのみ。結局人格が入れ替わっているリゼットとリーゼロッテの謎も明かされないまま。本編では見せられないサイドストーリーを補完するために考えられた、せっかくのクロスビジョンを活かしきれず、もったいない。
まあ、噂の黒ゆかを見れたのは収穫か。見た目のとげとげしさはなかったけれども、恋するゆえの黒さは十分堪能できたかな。
アニメは2話まで見たけれども、正直見る必要はないな。元々の赤い夜のコンセプトは、平和な日常と狂気の支配する赤い夜との行き来が、何の前触れもなく訪れることに対する恐怖を描こうとしている。なのに、アニメは赤い夜を迎える前兆として、駆達は頭を抱えて苦しんでいたからなあ。どうみてもアニメスタッフはPCゲームをやってすらいない模様。
2009.10.25 | | Comments(0) | Trackback(0) | ゲーム
7点。原作未読。これはよい冒険活劇。
原作は原作の良さがあるのだろうけれど、青春冒険活劇と思えば、これくらいの温い味付けの方がいいかも。変にシリアスされても困っちゃうし。
本編はアリソン編とアリソンの娘のリリア編に分かれるけれども、好みとしてはリリア編の方が好き。ヒロインはどちらも楽しい性格をしているんだけれども、相方がヴィルよりトレイズの方が垢ぬけていて見てて楽しいわ。がんばって告白しようとするトレイズもかわいげがあるし。
あと、子供たちの冒険活劇もいいけれども、親になったアリソンとヴィル、カーとフィオナのカップルも見ていていい感じ。どちらもあの歳で熱々だしなあ。特にカーとフィオナの熱々っぷりに当てられたリリア編でしたな。
2009.10.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
8点。オリジナルの小説版は未読。1クールと短いながら小気味良い出来で楽しかったなあ。
体力もなく野球経験もほとんどない女子チームが、一丸となって男子中学生チームに勝とうと頑張るお話。最初はボールを扱う姿さえおぼつかないのに、最後はちゃんと野球チームになるまで仕上がっていく。途中、チーム解体の危機を潜り抜けながら、9人がチームとなって行く様は王道とはいえ、よくできてたと思う。野球を少しでも知っていると、より楽しめる作品になっていたのではないかと。
ただ、ちょっとうざいと思ったのが、相手チームの高原かなあ。彼のおかげで最終回への盛り上がりにつながるので、ストーリー上は必須だったんだろうけど、やっぱりうざいわ。あとは、最後あっさり終わっちゃったのが寂しいくらい。あれだけはまった野球も止めてしまったっぽいし。納まる所に納まったんだろうけど、視聴者としてはちょっと夢の続きを見たかった。
wikipediaを見ると、アニメ版はオリジナルに比べて結構いじっているらしい。ただ、能力とかを見るとアニメ版の改変は納得。打順もキャラの能力に合わせた定石を踏んでいるし。ただ、晶子さんの投げてる魔球こと変化球だけがよくわからなかった。沈む奴はシンカ―なのかなあ。ふらつく決め球はスクリュー?
キャストもぴったり。伊藤かな恵は、しゅごキャラ!、宙のまにまにと最近いい役もらってるねえ。今度はどんな役になるのやら。
2009.10.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
一巻より大分読みやすくなった。コメディよりシリアス分多めになったからだろうか。
今回の見所は、かわいらしいしぐさでコミュニケーションを取る祈祝と、ちょっとツンケンしたアコニット姫だろうか。祈祝のこくこく首を振る祈祝が結構かわいくて仕方がない。つっけんどんとして、愛想のないアコニットと絡ませるとよいコンビになるかも。あとはツンデレ姫のアコニットも意外とかわいさが出ていた。誓護の作るお菓子を欲しそうにしている所とか、子守はいやだとか理由をつけて誓護を探しに行こうとする所とか、所々にツンデレ風味を漂わせてますな。ただ、描写が控え目な所が、全体の作風に合っていていい雰囲気を出していると思う。幻想譚の方は夜想譚シリーズとは変わるらしいので、その辺も期待しておきましょう。
ライバルと思っていた鈴蘭は一旦退場。代わりに軋軋が出てきたけど…。今後の展開につながりそうなネタが見当たらないので、次の巻が気になる所。
読み直していて思ったけど、祈祝(いのり)といい軋軋(ギシギシ)といい、なんか変な名前をつける作者だなあ。
2009.10.17 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
今回も真面目に話を展開してる…。意外だ。もうちょっとハーレム展開してきゃっきゃうふふするかと思ってたのに。
すわ、鈴音に恋(?)のライバル登場か、と思ったら、最後はそういう話にはあまりならずバトルしまくりで終了。読んでるこっちはちょっと消化不良気味。鈴音が蛍を思って煩悶する様はかわいかったけどさ。蛍もユウもまだまだ自覚が足りないみたいで、鈴音一人が空回りしている感じ。恋愛の駆け引きを楽しめるのはもう少し先かなあ。
バトルはバトルでちょっと饒舌すぎであんまり面白くないしなあ。爽快感というより、あっさり感の方が強い。
設定がらみは意外な展開でちょっと目が離せなくなってきた。蛍の「死にたがり癖」には理由があったなんてさすがに予想できなかった。これ絡みで鈴音のお姉さんが出てきそうで、また蛍の周りに女性が増えそうなそんな予感。とはいえ、主人公の周りに女性は増えても全然絡まないんだもの。ちょっとそっち方面は期待薄。
うーむ。蛍を女装させたり、かわいらしい幼馴染のお誘いにはあんまり乗ってこない癖に、あまつさえ男友達と妙なラブカップルになってたり(笑)、このシリーズは男性向けというより実は女性向けなのかもしれないなあ。
2009.10.12 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
8点。毎週楽しませてもらったかな。
主人公の阿良々木暦が、怪異に取りつかれたヒロイン達を救う物語。お話としては、その怪異にとりつかれる原因が彼女達自身や過去にあって、怪異から救う過程で彼女達に迫っていく構成になっている。ヒロイン達がひと癖もふた癖もある人物ばかり(撫子を除く)で、その彼女達に迫る話はやっぱり面白い。
相変わらずのシャフト演出。ただ、今回は止め絵の多さとか文字演出によるカットの異常な少なさとか、本当に映像が動かないのなんのって。それでも面白かったのは、ひとえに脚本の面白さと声優さんの演技、あと映像のセンス、かなあ。これだけ絵が止まっているとなんかエロゲ演出と比べてしまう。エロゲ演出がアニメを志向しているのを見ると、なんか皮肉に見えて仕方がない。
どこまで原作準拠かわからないけれども、ヒロイン達と阿良々木とのやり取りが面白すぎるのなんのって。これでも、原作の一番おいしい所のがばっさりカットされているらしい…。どんだけ面白いんだよ、化物語は! 声優さんも雰囲気をこわさない演技していたし。特に斎藤千和はよかったなあ。あの声でいたぶられるならちょっといいかも…。花澤香奈もよかったなあ。あんな声で「おにいちゃん」なんて呼ばれたら癒されるわ。
また、映像自体意外にえろかったりするんだよねえ。ひたぎの下着姿とか撫子の上半身裸のブルマ姿とか! ひたぎクラブの時のひたぎなんて、阿良々木を挑発するような物言いのせいで、さらにえろさ倍増。まあ全国のお兄ちゃんは撫子はあはあしてたかもしれん。
あと、OPもヒロイン毎に用意していたのも意外と凝ってた。かわいらしいことこの上ない。特に恋愛サーキュレーションが大のお気に入り。BDのおまけとして売るのもありだが、CDにノンテロップOP収録のBDをつけて、2000円くらいで売ればもっと搾取できたかもしれん。…ちょっと虫が良すぎ?
講談社BOXのあの妙な装丁を見て、買う気がかなり失せたんだけれども、これだけいい評価を見せられると一度読んでみてもいいかなあ、なんて思わないでもない。もう出版社の策略にはまってそうだ。
2009.10.12 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
8点。よくできていたんじゃないかしら。
基本的に原作に忠実に作ってたのかな。作画もほとんど崩れず、河下水希のかわいらしい絵を再現できていたんじゃないかと。恋愛関係と人間関係の絡ませ方は海外ドラマを見てるみたいで、密度が濃くて面白かった。ストーリーラインもうまかったなあ。一話の掴みもよかったし、何より中盤までの友達関係を芋づる式にたどっての展開のさせ方もよかった。最後もみんな収まる所に収まって綺麗に終わってめでたしめでたし。
こういうのがたくさん出てくれるといいんだけどなあ。
2009.10.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
『生徒会の一存』シリーズの作者である葵せきな氏のデビュー作。
読んでみたけれども、極々普通のラノベという印象を受けた。ラブコメありの、アクション(?)ありの、厨二病的展開ありのエンターテインメイント小説ですな。そこそこ楽しかった。生徒会は面白いけれどもコメディに絞っているから、こういう普通のお話もいいかな。
各所でちょくちょく指摘されている、主人公の蛍(ケイ)の自殺願望もそれほどうざくはなかった。自殺願望を抱いているからといって、口調や思考パターンは全然ネクラではなく、明るく楽しい。まあぶっちゃけ言えば、その自殺願望って、幽霊とバトル展開に持っていくための言い訳にしか過ぎないと思えるので、あんまり気にはならなかった。どちらかというと、その設定自体がちゃっちいのでもうちょっとプロットを練ってくれと言いたいぐらい。
『生徒会の一存』を気に入って、葵せきな氏に興味を持ったならば吶喊してもいいんじゃないだろうか。『生徒会の一存』の原点がここにあるといっても過言ではないかも。マテリアルゴースト=『生徒会』-コメディ+ふんわりラブ成分+厨二といった感じを受けた。コメディ要素はそれほど強くはないけれども、主人公とヒロイン達との会話のやりとりとか、雰囲気が似てるよね。あと、主人公の蛍が鍵にとても似てる! 名前もケイとキーと似てるし、何より自己に価値を認めていないぐらい自分より他者を優先するくらい優しいし、そのくせ熱血なんて所はそっくり。
そういや、主人公の先輩に『生徒会』の真儀瑠先生と同姓同名の女性がいたな。まさか世界観まで一緒とかないよね…。
このシリーズは、コメディ分よりもラブ成分多めの甘ーいハーレムものに落ち着きそうなのでwktkしてる。続きが楽しみだわ。
そうそう、あとがきで葵せきな氏は「物語は楽しくてなんぼ」と書いていた。私自身もこういう考えを持つ作者さんは大好きなので、ぜひとも応援していきたい所存。やっぱりエンターテインメント万歳だよねっ!
2009.10.09 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
このお話って、どうにもならない理不尽さに対して、小さな反乱を起こす青春物語、なんだろうね。異能の力は単なる味付けかな。
タイムリープを使ってこういうことをするのはよくあることだけど、時間軸自体を巻き戻すという発想はとても新鮮に感じた。タイプリープにはタイムパラドックスなんて面倒なのがついて回るけれども、こっちは時間の流れを変えないために行動自体を変えてはいけない。タイムリープとやっていることは一緒なんだけれども、違う視点を持ってきたのは面白いと思う。
そういう特異な力を持った若者が、理不尽な出来事に対して反乱を起こした時には、もっと人間的な感情ってものがあってもいいと思うんだけど、その辺あっさりしてる気がするんだよな。見せ場のケイと村瀬との対決なんて、村瀬の事情を盛り上げてくれないので読んでいて共感できず、あんまり心惹かれなかった。若人の話としても、仄かに匂わせた美空の恋心も、相手のケイが無反応で面白くもなんともない。
ミステリーとして話を組み立てるのであれば、もっと話をシェイプアップして中編くらいに絞った方がよかったと思う。あとリセット能力にまつわる制限をもっとうまく見せるとか。
この間読んだ『紫色のクオリア』とどうしても比べてしまう。あとがきには、続編も書きたい、なんて書いてあったけれども、この話で綺麗に片がついているので、ここで終わった方が良いと思うのは私だけだろうか。ちょっと続きが読みたいとは思わないなあ。
2009.10.07 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
ニート探偵小説第二弾。今回は、二億円を持って逃げてきた外国人少女を助けるお話。
ナルミは今回の事件で随分たくましくなった。自分の意志で選択肢を選びとって成長していく様は、見ていて眩しい。前回は彩夏を助けられなかった後悔からか、自暴自棄の様なかなり危うさを感じる行動にも出たけれども、今回は前よりかは少しは仲間に頼ることができていたとは思う。無我夢中とはいえ、彼の決断が次のステップへ彼自身を進ませていく。次の巻では一体どんな成長を見せてくれるのやら。
しかし相変わらず舞台設定はきつい。前回はやくざは本格的に絡んでこなかったけれども、今回はマジ物だからなあ。暴力シーンはそれほどではないとはいえ、話の大半は重苦しい雰囲気で進んでいくのでちょっとしんどい。やっぱり四代目の力を借りるとなると、どうしてもそういう話になるのかもしれない。
あとはあそこまで、頑なに神様のメモ帳を引き合いに出してくるアリスが気になる。彼女の過去に一体何があったのだろう。義兄弟の契りの場では、見事な振り袖を身につけていったそうで。彼女はいい所のお嬢様なんだろう。ここら辺の話も、あとでちゃんと〆てくれると期待して待っていよう。
2009.10.06 | | Comments(0) | Trackback(0) | BOOK
えええええっ! なんというウルトラC…。
まさか…。この展開に持ち込んで引き延ばしにかかるとは予想できなかった。
しかし一冊で一年使い切るとはねー。妙な人気に作者も編集部も予想できなかったらしい。私も読んでてよくわからん。意外ときちんと高校生しすぎていて、水着になるとか媚を売る展開が一切出ていないし。かといってネタはそれほど笑えるのでもないし。話運びはごく普通。
ただ、名誉会長ネタの使い方は上手。あの辺はセンスあるよね。あと変わっていると感じたのは、冒頭に出てきた受験生が生徒会と何も絡まなかったこと。普通の話だと、ああやって新キャラ導入させるんだけどなあ。今回のコミックはいろんな意味で斬新だったわ。
2009.10.04 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック
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Author:はしばみゆう
エロゲを始めてはや10年超。数はこなしていないけど、結構長くやっているオタモドキ。
ここでは主にPCゲームやアニメ、コミック、ラノベなどの感想を書いていきます。18歳未満禁止の話題が多いのでその旨ご注意くださいませ。
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