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お気に入りのコンテンツや出来事に対して感想を書くブログ。
4点。なんという低予算番組。
原作は未読。鈴平ひろのキャラデザインというだけで番組企画が通ってしまったのかねえ…。小説は7冊も出てるから普通に小説の流れを追っていけばいいと思うんだけど、そんなにもアキカンエレクトをやりたくなかったのだろうか。番組最後に実写でアキカン紹介番組をやるぐらいなら、初めからアニメを作らずにドラマCD作って、アキカン紹介をするWebラジオでもやっていた方が安上がりでよっぽどよかったと思う。
エールと仲良くなる所まではよかったんだけどねえ…。頭をからっぽにしてのんびり見るには話の展開もなんとか及第点だったし、絵もそれほど崩れずにぎりぎり鈴平色を再現できていたと思ったのに。まあ主人公の下ネタはかなり微妙だったかな。
そらかけのレオパルド役といいアキカンのカケル役といい、これで福山潤は先のギアスのルルーシュ役のイメージをかなり払拭できたんじゃないだろうか。最初は結構ルルーシュのイメージが残っていたんだけど、最終話を見ているとそんな感じもだいぶ薄れていたしね。
マクロスFのランカ役のイメージが強い中島愛も、しょぼい敵役とはいえいい役もらってるな。これから頑張ってほしい所。
2009.03.29 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
5点。なんという厨二病作品。
だめですな…。最後までとりあえず見たけど、いらいらする作品だわ。何より主人公があほすぎ。たぶんあのあほさ加減を生温かく見守れないと楽しめないんだろうなあ。私はだめでした。
全体的に話が唐突過ぎていらいらするんだよなあ。道明寺はいきなり絡んできて早瀬軍団なんかつくるし、城崎の兄は加藤だったりするし、あげくの果てに加藤機関の目的とJUDAの目的は一緒なので共に戦おうなんてオチ、誰が想像するよ? 納得できません。
あと、最終回の最後の城崎が早瀬にいう言葉は「最低です」じゃないだろー。そこは「最高です」じゃないのかー。意味が通じないわ。
CGは動いているけど、彩色処理がいまいちなのと動きが妙にぬるぬる動いているから、背景のアニメ絵から浮いているし、サンライズとか比べるとやっぱり見劣りするなあ。頑張っている方だとは思うんだけどね…。
キャラは好きだったんだけどなあ…。城崎とか九条とか三角関係結構おもしろそうだったのに。まあ描こうとする話に対して尺が短すぎるのかな。もっと切り詰めないと。
2009.03.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
7点。
結構面白かったか。声優の実力とはこんなにすごかったんだと言わしめた作品だといえよう。話題作りで声優さんは務まるものじゃないね(苦笑)。
地球を滅ぼす閻禍の子供らしい人達を集めて家族を演じさせることで、地球を滅ぼすなどと恐ろしいことを考えないようにしようと始めた「なごやか家族作戦」の日常を描いた作品。
本編は凶悪なシリアス設定を裏に持ちながら、声優さんの力でコメディ側に強引に押し切った感じがするかな。強烈な個性を持つキャラが暴れまわってものすごい勢いで話が進んでいくのだけれども、家族愛という作品のテーマはきちんと描けていたと思う。個人的に好きなエピソードは1話から3話までの千花が家族になるまでかな。後半、強欲王の話はあんまりおもしろくなかった気がするのが残念。
アニメのセールスポイントは話とか作画とか動きとかいろいろあるとは思うが、声優というのも十分セールスポイントになるんだと実感した。中でも注目は凶華役の藤村歩じゃないだろうか。あのしゃべりをこなしたのはすごいとしか。ついついハイテンションなこの作品のペースに引きずり込まれてしまう。あとはやっぱり雷蝶様の後藤邑子かな。
まだ見たことがない人は一度見てみることをお勧め。あまり話題になっていないようだけど、注目に値する作品だと思いますよ。
2009.02.11 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
面白かったよー。9点。
まあ、なにはともあれ、近年稀にみるパワフルなアニメでございました。これくらいのやつっていうと…、グレンラガンくらいかなあ。グレンラガンは正統派で押せ押せだったけど、こっちは完全にひねくれて斜め上ばかり行ってたような(苦笑)。
あれだけの登場人物、伏線、謎をほとんど消化しきったのは偉いわ。もちろん細かい所は残っているんだろうけど、お話として見る分にはきれいさっぱり使い切ったのは素晴らしい。エンターテインメントの傑作と言えよう。
一応BS-iでは放送中なので、続きは以下で。
2009.02.05 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
うーん。6点、かなあ。
神様が降臨!? 主人公である仁が神社の境内のご神木から切り出した女神像に神様が受肉した。仁と神様のナギ、そして仁の周りの人々をコミカルに描く作品。
原作は未読。
途中の仁のクラブの面子で行ったカラオケの回まではそれなりに面白かったけど、そこからのシリアス展開がちょっと予想外で困惑。コメディで通すのか一本筋を通した話にするのか見えなかったのが、戸惑った理由なのかもしれない。
どこまで原作の話を取り入れて作っているか分からないけど、ある程度原作話を使っているのであれば、アニメスタッフとしてはよくやった方だと思った。絵もうねうね良く動いていたし、ギャグの切れ味もかなりのもの。さすが山本寛と倉田英之といったところか。オープニングも神様が信仰を集めるためにアイドルをやらないと、ということで80年代アイドル風味にしてみたり、作品のイメージに合ったオープニングを作っているところも感心。単に何気なく作っていないんだね。
あと、シリアス展開がいまいち好きになれないかな。仁とナギの間にあった「ナギの正体」に触れないという約束を仁が破った所から話が一気に進むんだけど、話の展開の仕方が好きじゃないなあ。仁がナギにキレる展開にはぽかーんとした。まあ、恋人同士の痴話喧嘩と見ればあんなもんかも知れんが。仁に片思いのつぐみが泣ける。ライバルのナギと仲直りさせる様とか。最後つぐみが泣いて出て行った理由もわかるよね(苦笑)。つぐみがんばれ。
本屋で原作の表紙は見たことはあるけど、アニメは原作絵をかなり忠実に再現できてるかな。かわいいとは思う。
原作者が休載してしまったので2期はなさそうだが、これでよかったかも。だらだらやってもこれ以上面白くなりそうにないと思えたし。心機一転、山本寛と倉田英之は違う作品で見てみたいと思うね。
2009.02.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
7点。まったりいい雰囲気を持つアニメだったかな。
みなみけで有名な桜場コハル原作のコミックが原作。これ、監督は最初企画を見たとき、どうしてこれが人気あるのか悩んだだろうなあ(苦笑)。自分でももう一度読み返してみて何が面白かったのかよく分からないコミックだわ。でも、その中で原作にある話はうまく膨らませながら、オリジナル話は雰囲気を壊さないようにうまく監督以下スタッフは仕上げたと思う。ま、雰囲気は原作とは少し違ってかわいらしさを前面に押し出した感じでいい意味での原作改変と言えるかも。
原作自体はみなみけの原型ともいえるだけあって、かわいらしさと時折見せるくどい絵とのギャップを楽しむ実験(?)マンガだったが、アニメはうまく変えたよねえ。小学生を卒業した大人たちに小学生時代のばかばかしい、そして甘酸っぱい思い出を思い起こさせる話にしてた。これは評価できるかな。見ていて昔が懐かしくなったなあ。
最初はリョータのバカっぽさで強引に話を進めるやり方が鼻についたけど、しばらくするといろんなキャラをうまく話に絡ませて賑やかしくなっていい感じになったと思う。最後はチカとリョータのエピソードでかわいらしく締めたかな。
絵は原作よりもアニメの方がかわいい。原作ファンからすると一見しょぼくみえるかもしれなけど、雰囲気的にはアニメの方が素朴な感じがして合ってると思う。
声優さんは…、やっぱりかわいいチカ役下田麻美とカズミ役のMAKOだろうか。MAKOはかみちゅとはがらりと変わった役で聞いていて面白かったかな。ま、どの声優さんもかわいい小学生を好演していたと思う。
2009.01.15 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
3点。これひどいな。余りにひどいのでネットで評価を探してみたら、途中で視聴を打ち切った人も多いけど、最後まで見た人は概ね好評だったので驚いた。最後まで見たら面白くなるのかなあと思って我慢して全話見たけど…、やっぱりだめ。
ひどいと感じた所は3つ。旺里の声、シナリオ、そして迫力のないバトルシーン。
まず、羽柴達也演じる旺里の声。恐らく旺里の声が棒に感じる理由は、声に感情表現が込める演技技術の未熟さもあると思うが、一番の理由は発声がちゃんとできてないからだと思う。最後まで台詞を音に出せていないんだよね。よく聞いていたらわかるんだけど、台詞をしゃべっているうちに苦しくなるのか、声が途切れる、もしくは掠れてくるんだよね。最終話の独白シーンでも普通にしゃべれないってどういうことよ。そんな状態で声に感情を乗せられるわけがない。肺活量が足らないんじゃないの? とりあえず俳優養成所とか行ってやり直して来い! キャスティングしたプロデューサーは切腹物だな。
シナリオは展開に説得力なさすぎ。眞姫那の契約僧を旺里が引き受ける展開にするため、眞姫那と旺里の縁を描こうとするのだがそれがワンパターン。いっつも旺里が黒猫の後をなぜかつけていって眞姫那と屍との戦闘に巻き込まれて危ない目に会う展開ばかり。旺里が兄貴の怪我を心配して追い掛け回す割りに、なぜか一人暮らしをしようとするとか訳が分からん。
声と合わせたのか主人公の旺里が頭悪いキャラとして描かれているのもつらいなあ。2話目だったと思うけど、旺里が兄貴に「兄貴がいなくなったら、世空寺は、大燐寺は、俺たちはどうすればいいんだよっ」って言うシーンとが全てを表しているよね…。高校生にもなって甘ったれたガキみたいなこという主人公はもう見てらんない。
で、最後は迫力のないバトルシーン。何故そこでセリフを入れるのとか、何故そこで撃たないのとか、突っ込みを入れたくなる。危なげなく倒せているならいいけど、その行動を取ったがためにわざわざピンチを招いているんだから白けてしまう。まるでミュージカルを見ているみたい。絵は綺麗に動いているんだけどねえ。
ついでだから、玄の1話まで見てみたけど…。これって実は萌えキャラアニメ?
まあ、いい所を探してみると、棒だ棒だと言われている女性陣はがんばっている方だと思う。特に眞姫那役の秋山奈々は後半からそこそこ聞けるようになってきたし、異月役の中村知世も結構好きかな。
加点は純粋にBGM、OP、EDと絵だけ。原画、動画を担当されたアニメータの皆さんお疲れ様。もっと面白いアニメにこのパワーを振り分けて欲しかったね。
2009.01.10 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
10点。いいなあ。こういうの。
この間まで再放送をやっていたのをやっとこさ消化。Wikipediaを見たら分かるとおり、神様になった中学生である一橋ゆりえとそれを取り巻く人と神様のお話。まったりしていてよかった~。こういう話大好きなんだよね。まったりとした時間の流れが昔を思い出させるなあ。
最初の導入部でゆりえが神様になった理由を一気にすっ飛ばした所は目が点になった。でも、話は神様になった後のゆりえとその周りの人たちの触れ合いを描くのが主眼だから、これでいいんだよね。これくらい思い切ってもらえると、余計なことを考えずに話を楽しめるからよかったのかも。ただ、神様になるのがあまりに突然だったから、ゆりえが持つ神様の力がいつなくなるかはらはらして見ていたのも事実(笑)。ま、そんなことはなかったけど。
神様もかわいいのなんのって。海岸の堤防で釣りをしていたり、道端で空き缶を一生懸命転がしていたり。。神様コンベンションに参加するところなんて、八百万の神という名の通り個性的な神様がたくさん出てきて楽しいよね。その中で弁財天様はちゃんと美人として描かれているのは笑った。一応三大女神様だもんね。
声優さんも雰囲気作りに合ってたな。ゆりえ役ことMAKOは最初聞いたとき、なんかあまりうまくないなあ、なんて思ってた。けど、どんどん話が進むにつれてあの独特の演技が癖になって耳から離れられなくなったな。素人っぽい演技が逆に引っ込み思案で多感な中学生をうまく表現できてたと思う。キャスティングの勝利だね。
キャラデザインはどちらかというとオリジナルの羽音たらくの方が好きかな。テレビのスポンサー提供枠に流れていたイラストのほうがそうだと思うんだけど、中学生っぽくて好き。実際のデザインはどうしても幼く見えてしまって、特にゆりえはその言動も相まって小学生にしか見えないわ。まあ、かわいらしくていいけどさっ。
TV放映版だといくつか未放映の話があるらしいのよね。DVD欲しいなあ。ハイビジョン製作だからBDで出て欲しいけどね。
R.O.Dもそうだけど、倉田英之はいい話書くなあ。バンブーブレードみたいな原作付きもいいけど、この人はオリジナルの方がもっと面白いよね。今期はかんなぎ、来期は明日のよいちか。これからは要チェックだわ!
2009.01.08 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
8点。素晴らしい。
話を再現させるというより、原作のイメージ、雰囲気を再現させるコンセプトで作られているのだろうか。話としては淡々と進んでいって、最後にええっって驚く感じ。解決してもあまり芯に落ちないというかもやもやってするなあ。原作の小説を読んでいないからその辺の感じ方がよくわからない。
映像は本当に綺麗。加奈子と頼子との夜の逢瀬のシーンとか綺麗なんだよねえ。放映時にハイビジョンの癖にフルHDじゃなくてSDからのアップコンバータでの放映が泣ける。DVDなんてもったいなさすぎ。さっさとBDで出してくれないと困るよね。
しかし、西田亜沙子ってこういう妖艶というか影のある女性達を描くのに向いてるなあ。CLAMPのイメージと原作の戦後の雰囲気に合ってるわ。加奈子の可憐さももちろんだけど、美馬坂絹子が女優だけあってほんといい女。もちろん男性陣もかっこいい。この人のデザイン大好きだわ。
個人的には声優さんはほぼ全員合ってたかな。特に男性陣5人、中禅寺、関口、榎木津、木場、鳥口はばっちりですな。中禅寺とか榎木津とか女性ファンがすごくついてそう(笑)。
雰囲気作りで言うと作中で使われていたBGMも外せない。あのバイオリンがなんともいえない感じ。決して表には出てこないんだけど、あの映像と組み合わせるとしっくり来るんだよな。いい仕事してる。あと演出では、毎回冒頭で久保俊公の作品を朗読するのだけどその映像がまたいい感じ。関口君のうつ病と作品自体の奇矯さがマッチするというか、余計にこの事件の奇怪さが増幅されて感じられる。
今期のアニメの中で一番楽しめたかな。雰囲気に酔った。百鬼夜行シリーズはまだまだあるので、他の作品もこのスタッフのままアニメで見てみたいなあ。
2009.01.04 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
9点! ほんと面白かった。
再放送していたのを録り貯めていたんだけど、ようやく見終わった。
アクションシーンが最高にかっこいい。特に紙を使ったギミックはほんとかっこいいよね。下手したらハリウッドにぱくられそうな予感。アニメであれ描くのはほんと大変なんだろうけど、今のCG技術ならそこらへんうまくすれば力抜けるのかも?
前半戦はほんと面白かったなあ。三姉妹とねねねとの出会い。三姉妹の読仙社の仕事を通しての過去や仕事振りなど。特にアニタが日本の中学校に転入してクラスメートの子と仲良くなっていく所なんて微笑ましくて毎回見るのが楽しかったな。本嫌いのアニタが中学校に入ってみんなと仲良くなるのに連れて性格も丸くなってきて、ついには嫌いな本を読んで読書感想文まで書けるようになるまでの描写は密度が濃く丁寧に描かれていたと思う。三姉妹が香港に帰ることになって、アニタが久ちゃんと別れる所は前半戦の総決算と言えるくらいいい場面だった。
後半戦がちょっとペースが変だったよね。最後の最後まで主人公側が劣勢に立たされる割には決着はあっさりついちゃうし。感情表現などでためを結構作っていたのに最終話の詰め込みぶりはねえ。アクションシーンが多すぎて息切れなのかな? 特にエピローグがたった5、6分ほどで終わってしまうのは悲しいなあ。いろんなことがあったんだからもっと余韻を残して欲しいと思ったんだけどね。後半戦は1話ほど戦闘シーン削ってエピローグに割り当てて欲しかったな。
あと、最後でアニタの紙使いの能力は消えたのかなあ。単に気絶してたから紙の服が剥がれていっただけなんだろうか。
ぜひぜひ次のシリーズを作って欲しいなあ。続編が十分作れる余地は残っているし。今度の主人公は読子の方になって三姉妹があとで絡むなんてのもいいね。今回の逆パターン。期待したい。
2008.12.23 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
8点。
素晴らしい!
第一期GUNSLINGER GIRLは初見だけど、噂通り良かったわ。無力感とやるせなさ漂うお話でした。原作の雰囲気を見事に再現していたなあ。原作の話をベースとしつつ、うまくオリジナルを組み込んでいたのかな。原作をまだ全部読んでないのよね。
エルザ事件から最終話のアンジェリカへの繋げ方が素晴らしい。
声優さんの演技もいいなあ。抑え目の演技をすることで、屈折した雰囲気をうまく引き出しているよね。
まあ、あまりに素晴らしい反面、原作のえげつないシナリオを目の当たりにしてしまうので、ちょっとつらいところ。何回も見れないなあ…。
2008.07.13 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
8点。久しぶりに楽しい作品でございました。つかみがいいなあ。
話がぎゅうっっと詰まっていて全然息が抜けなかった。まるで氷のつららの上を歩いているかのよう。いつ均衡が破れるか、はらはらしながら見てた。こういうのたまらないよね。
眞一郎の母親と比呂美の母親、そして比呂美の関係の重ね合わせ方が見事。最初、比呂美と乃絵の三角関係の恋愛物語かなあと思っていたんだけど、どちらかというと乃絵の成長物語だよなあ。でも、眞一郎の母親のいじめを受け鬱屈していた比呂美が自分の思いに気付いて眞一郎を真っ直ぐに見る所は強くて美しい。でも、眞一郎に近づく乃絵を見たときの比呂美は眞一郎の母親とそっくりになっちゃうんだよね…。台詞回しとか目付きとか。ここら辺、ほんと構図がうますぎ。
乃絵の最後の涙は、おばあちゃんの悲しみで引きこもってしまった彼女をもう一度外の世界に連れて行ったことを意味するのかな。失恋の涙って綺麗だよね。
ただ一番疑問だったのが愛子の存在。なにと対比させたかったのかがよくわからない。眞一郎の周りの人も成長しているんだよ、ということを言いたかったのだろうか。
絵も綺麗なのでBDで欲しいぐらいなんだけど、DVDでしか出ていないとは何事!? 即刻BDで出してくれ。DVDだとOPの落ち葉の舞の描写がビットレート足りなくて破綻するんだよなあ…。
あと、Webで「エロゲ的だよね」という感想を見た気がするけど、最近そんな綺麗なえろげ見たこと無いなあ。特に人間関係がぴんと糸の張ったような緊張感の走る話って見てない。そういうのがあればぜひとも読んでみたいんだけど。
2008.07.04 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
5点。これはちょっとつらいなあ…。
みなみけって、キャラのかわいさと毒とのギャップを楽しむ作品だと思うんだけど、「おかわり」はちょっと毒に偏り過ぎなきがするなあ。しかも冬木のおかげでどうも辛気臭い話になってるし。
結局ちゃんと見ずにほとんど流し見してしまった。一期がそこそこ楽しめたけど、こっちはだめ。作画はそれなりにがんばってたんだけどね。三期は作るのかなあ…。
2008.04.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
7点。原作はもちろん既読。
嫌いじゃないけど、やっぱり2クール連続して見るとちょっとつらいな(苦笑)。なんかこう、食べ物にたとえると味が濃いんだよね。マクドナルドとかのファーストフードに近いなあ。たまに食べるならいいけど、毎日はちょっときついわ。
でも、作品としてはかなり冒険している割には原作の雰囲気を壊していないので、これはこれでありかなと。作画も綺麗だったし。
三期があるなら、来年でいいや。でもこんな毒のある作品もたまにはいいよね。
2008.04.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
7点、かなあ。
妖精眼を持つ主人公を中心とした魔術結社「アストラル」を巡る、魔術バトルを中心としたお話。原作は未読。
話の流れとして、いつきが社長になってから、小さい事件をこなしつつアストラルがそこそこ安定してきて、ほなみとアディリシアの因縁が明らかになった所で終了。話としては、これからって所なんだけどねえ。ほなみといつきの関係は、話の中でも何回も回想という形で何度も流されていたので印象に残っているんだけど、アディリシアといつきの関係はいまいちはっきりしなかった気が。猫屋敷、みかんちゃん、まなみとのエピソードをちゃんとこなしてそうなのはよかったかも。
構成で文句をつけるとすると、フィンとの戦闘と穂波・アディリシアの結婚式エピソードを反対にするのがよかったんじゃないのかねえ。二期への含みを持たせるにはフィンとの戦闘を最後に持ってきたほうが良かったのかもしれないけど、どうにもこうにも尻切れトンボの印象が残って仕方ないな。結婚式エピソードを最後にした方が、エピローグ的な描写になって作品のバランスがよくなったんじゃないかと思う。
魔術バトルの所は結構面白かったんだよね。2クールものの割りに動きもしっかりしていたし、作画も安定していたと思う。まあ、ほとんどがいつきの「社長命令」で終わってしまうので、そこが物足りないといえば物足りなかったけど。原作もあんなものなのかなあ?
うーむ、第二期は見てみたいような見たくないような…。どちらにしろ、作画の限界に足を引っ張られる典型的なアクション系作品のパターンになってるな。
2008.04.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
癒し系アニメですな。ほんわかまったり。8点。
原作は未読。どんな話なんだろう。
妙に変な人の集まっているとある郊外の高校の美術部の面々のまったりした生活を描いたお話。大体6月くらいから翌年の4月くらいまでかな。文化系クラブなんて変な人が集まるのが定番だけど、このお話もお約束通り変な人が集まっている。主人公の空は極度の人見知りだし、夏海はマペットと一人おしゃべりしてるし、栗原先輩はいつも虫見てるし、空閑先輩なんて謎の挙動してる。みんなで写生会しようと呼びかけても大半の部員はずる休みしたりと、斜陽の部という感じがありありだけど、そこら辺が逆にまったりさを醸し出しているんじゃなかろうか。まとまりがなさそうで、でも合宿や日常の部活には出る。このマイペースさがARIAにも通じるところがあるかな。ARIAのまったりさが気に入ったならば、このアニメも高評価なのではないかと。
福田徳之助、どうみてもいとうのいぢの自画像にしか見えん…(苦笑)。まあこれはしょうがないんだろうけどね。
あと、地味に空の成長物語になっているのよね。1話なんて自己紹介なんて満足にできなかったのに、最終話では自分でちゃんと自己紹介ができるようになる所まで成長したんだよね。まだまだ恥ずかしがり屋だけど。ここら辺はアニメスタッフの強い主張を感じるなあ。監修の佐藤順一節なのかねえ。
違和感があるとすれば声優さんかなあ。ハーさんはちょっと伊藤静にはつらかったのではないかと。ちょっと猫的な演技ができていなかったような…。特にミケ役の金田朋子がはまっていただけにね。逆にお気に入りは空閑先輩役の斉藤桃子。あの異次元さがなんとも言えん。
しかも最終話は同じ制作スタジオが手掛けているARIA3期にバトンタッチとはやるな。第2シーズン作るのかなあ。ネタさえあればなんとでもなるんだろうけど。第2シーズンはちょっと期待したい所。
2008.02.24 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
8点。綺麗なお話でした。こういうのはいいよねえ。アニメとしてちゃんとした続編が見たくなったぞ。
地球を調査する異星人の萩乃がクラスメートのマリと出会って友情を育んでいくお話なのかな。お話としては超王道。マリと萩乃の出会いは最悪だったけど、徐々に話をして仲良くなっていく様を丁寧に書いている感じ。せっかく想いを通じ合えたのに別れが来て…。ここら辺の組み立てはすばらしい。
お話は最後に一話の冒頭に繋がっていく。「俺達の戦いはこれからだ!」ってな感じ。本当に綺麗にお話を作っているよねえ。Suaraが歌うOPとEDもぴったり合っているのかな。
艦隊戦は結構いい感じだったのではないかと。デザイン的にも結構よかったと思うし、無人の艦載機を使った戦いや、別次元空間からの奇襲攻撃なんかも迫力あったかな。ちょっとBLUEの艦砲射撃が精密すぎてなんか反則気味なのは笑ったけど。
声優さんは萩乃役の沢城みゆきがいい感じ。普段の優しさと心の奥から溢れ出る激情のギャップが真に迫っていていいわ。あと、ツバエル役の後藤邑子も声質はいつものだけど、なんか雰囲気が変わって存在感があったなあ。
2008.02.12 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
南家3姉妹とその仲間たちが送る愉快な日常を描くコメディアニメ。いやー、面白かったわ。テレビの前でげらげら笑いながら見てた。
8点を上げよう。
原作の印象より次女の夏奈がお馬鹿になって、いじられキャラになっている気がするのは自分だけ? ちょっとかわいそうになったけど、面白いからいいや。ほさか先輩のインパクトも結構あるけど、個人的にはマコちゃんのかわいさがなんともいえん。あと、春香姉さんが結構えろいんだよね。ボタンを掛け違えたシャツから見える胸が超絶えろいですわ。でもたまに見せる黒さが最高。中学時代に作り上げた伝説は腹抱えて笑った笑った。
これはアニメ化されてよかったんじゃないかなあ。絵も原作同様きれいだし。10話位から力尽きてきているけど。原作のすっきり絵を再現しつつ、色や動き、声をつけることで原作よりキャラが見やすくなったよね。原作はトーンやベタが非常に少なく線画が主なので見づらいんだよなあ。キャラの雰囲気もほぼ原作通りでよし。ほさか先輩やもう一つの南家もイメージ通りで楽しめた。
キャラが濃すぎて見ててちょっと疲れる所が減点かな。ほさかはキモイし夏奈は馬鹿なのがこれでもかというくらい強調される。連続してみるとちょっとつらい(苦笑)。まあこれは原作のカラーだから仕方ないんだけど。
次のおかわりはどんな感じかなあ。次回予告を見る限りは、キャラデザが一期目よりも濃くなっていてちょっと違和感あるんだけど…。うーん、なんか心配。
2008.02.12 | | Comments(1) | Trackback(0) | アニメ
ゼロ魔は前作は未視聴。原作も未読。前作見たかったんだけど、時間が合わずに見られなかったんだよね。シリーズを通してみたのはこれが初めてだったのでwktkしてた。
このシリーズの位置付けはどうなんだろう。原作のあるエピソードをなぞっているのかなあ。13話では全然綺麗にオチがついていないよ。小エピソードをつなぎ合わせた感じがするな。
ヴァリエール三姉妹もなかなかいい感じ。しかし見てるとえろげハーレム一直線だなあ。演出も全体的にお色気というよりすでにえろい。分かりやすいというかなんと言うか。シエスタがかなり大胆な行動に出てるな。アンリエッタはかなり優遇されているのかえろいです。はい。戦闘シーンは手が回らないのか全然動いてないけどな!
ルイズの釘宮はほんとよいくぎゅですな。ちうか、ハヤテのごとくのナギを思い出すというかキャラ的にも被るというか…。釘宮さん、ほんとこのキャラ設定の固定概念がついてしまいそうで大変だなあ。福山潤もルルーシュで同じ運命になりそうだけど(苦笑)。釘宮さんはツンツンなんだけど、かわいさが残る声色なのでいいんだろうねえ。癒されるわあ。
次もまた半年か一年位したら次のシリーズやるんだろうなあ。もう少しシリーズ内で話を完結してもらうと、見やすいんだけど。
2008.02.01 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
8点。面白かった。
これ、なのはシリーズの後日談、いうなればFD扱いだよね。今までの実績でたまたま枠が2クールあるだけで。自分はそう思っている。
Web上での評判では前作より評価が落ちていたけど、実際見るとそれほどでもなかったな。前半は機動6課の各個人の背景の掘り下げ、後半は敵とのチーム戦という感じできれいに構成ができてたし。前半が訓練ばかりでたるいという評価も見た事あるけど、全然そんなことはなくてそれなりにちゃんと見せ場と思う。「少し、頭冷やそうか」の台詞で有名な8話の衝撃的なシーン(苦笑)も9話でちゃんとフォローしているし。8話の前にも後半の事件に絡む出動があったりして、その辺りただの訓練だけに終わらせていないので退屈しなかったな。
まあ個人的には後半のヴィヴィオとの甘い生活シーンの方が好きだけど。ヴィヴィオが訓練終わったなのはを迎えにいく途中でこけるシーンなんかは印象的。ここでフェイトとなのはが見せる対応が対照的で凄くいい。フェイトがお母さんでなのはがお父さんというのが本当によく分かる。漢ですわ、なのはさん。めちゃくちゃ厳しい(笑)。
問題といえば、キャラが多すぎて一つ一つの対決が薄く感じられた事かな。戦闘シーン自体にかけてる時間はあまり変わらないとは思うんだけど、ちょっと残念。最後はお約束通り、なのはさんのスターライトブレーカーでけりがついたけど、フェイトの見せ場は少なかったし、はやてなんてユニゾン後の見せ場がほとんどなかった…。キャロとエリオもちょっと影薄い。スバル・ティアナを昔のフェイト・なのはに重ね合わせているみたいなので、そっちがメインになってしまうんだろうけど。ギンガvsスバルの戦いは、あのぼろぼろになる感じがなのはの戦いの無茶さを思い出すな。後半のティアナの3人同時相手の戦闘シーンはちょっと無理がありすぎ(苦笑)。まるでジェットストリームアタックかよと突っ込みたくなるわ。
作画はちょっとつらいなあ。特に後半作画に息切れが見えてる事。あれだけ動きのある作画が連続するとこれは仕方がないか。もう少し予算がつくと楽なんだろうけど。
たぶんこれでなのはシリーズは終わりだと思う。きれいさっぱり終わらせたし。作るとするとヴィヴィオ絡みで聖王の器を作ったのは誰かという話に持っていくか。もしくはOVAでA'sとStSの間を埋めるくらいか。できれば次は「なのは」と同じくらい大きな新しいワールドを作って欲しいけどね。
さて、都築氏は次どんな話を見せてくれるのか楽しみ。本当にお疲れ様でした。
2008.01.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ
Author:はしばみゆう
エロゲを始めてはや10年超。数はこなしていないけど、結構長くやっているオタモドキ。
ここでは主にPCゲームやアニメ、コミック、ラノベなどの感想を書いていきます。18歳未満禁止の話題が多いのでその旨ご注意くださいませ。
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