蒼と緋の漂流誌

スポンサーサイト

--.--.-- | | スポンサー広告

桃華月憚

桃華月憚のアニメ版。ゲームは一度やったのだけれど、これはそれのアニメ版。アニメの方がゲームよりも先に放映されるなんて…。

まあ見終えたのは今更なのであまり関係ないけど。HDDレコーダー万歳。

いろいろ工夫を凝らしていて、かなり実験的な作品だとは思ったけど、どうにも空回りしていると思えるのは気のせいなのか。

やっぱり放映順逆転はまずいっしょ。ただでさえ原作知らずはお断りなのに輪をかけて混乱するって。

声優作画ギャラリはどうなんだろ。喜多村さんの作画は結構うまいと思ったけど。あのへちゃむくれの絵は誰のだ。サインはあったが。

ただ、悪いだけじゃなくて、西田亜沙子のCARNELIANの絵の特色を生かした流麗でかつエロティックなキャラデザやそれを支える作画とか、原作の淫靡な雰囲気を生かしたエロティックなシーンとかは見ててちゃんと合ってたように思えるかな。声優さんが書いたシナリオとかも結構雰囲気壊していないし。問題の桃花いじめのシーンとか、「女性が書くとこうなるのか。容赦ねえ…」と絶句しながらもえろかったし。

ヤミ帽キャラが出てきた回は楽しかった。ヤミ帽のアニメはかなり評判よかったみたいだけど、見たくなった。ゲームの方は手元に押さえてあるんだけどね。

やっぱりオービットのファンディスク的な作品だったよな。OVAでもっとはっちゃけて作ってもよかったんだろうけど、それじゃこのボリュームを作るための資金は集まらなかったんだろうし…。でも自分は結構楽しめたかな。ゲームの雰囲気を楽しめた人なら楽しめたんじゃないかなあ。問題と言えば、出るとの噂のゲームのフルボイスパッチがテレビ版の声で上書きされた事か(苦笑)。

しかし西田亜沙子いいわー。あのCARNELIANの絵を再現できるのは業界探してもそうはいるまいて。ファンになった。

2007.11.14 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ