蒼と緋の漂流誌

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Angelical Pendulum (1)～(2)

Angelical Pendulum 1巻 (1)
Angelical Pendulum 2巻 (2)

この作者、ALMAの原画の人だったのか…。デモだけ見て結局買わずじまいだったのを思い出した。

絵はすっきり系かなあ。エロゲでも萌え系の絵の人らしく、成年コミック系によくあるクドイ絵ではないな。この点は自分好み。でも、えろ描写はハーレム系ばっかりでちょっと単調なのは減点。

個人的には6点かなあ。もうちょっと話の展開に粗を見せなければお気に入りになったかも。

そうそう、キャラの立て方はかなりうまい方かも。登場キャラほとんど好きだし(笑)。あと、線がもう少しすっきりしてかわいさが全面に出てきたら、ころっといくかも。

Angelical Pendulumって直訳すると、「天使の振り子」って意味なのね。別の意味だと「天使のペニス」。ただ、振り子って意味のほうが分かりづらいよね。作者は振り子の意味も意識していたはず。2巻の最後でラクエルに「振り子が振り切れた」って言わせているし。ペニスは言わずもがな、一成(笑)。

お話に戻ると、ちせりは神素をすべて吸い取ることで、一成を天使にさせられるのを助けようとするんだけど、それでなぜちせりが処断されなければならないのかよくわからないなあ。吸い取るだけ吸い取っても暴走しなければO.K.だと思うんだけど…。ここら辺、話のラストだけイメージして、そこに向けて強引にストーリー展開してしまった気もする。まあ、シナリオは成年コミックに求めるのは企画上つらいか。でも、連載話になっている時点で作者の対出版社の力はありそう。

おまもりひまりも、単行本が出版されてそこそこ注目されているらしいのでがんばって欲しいなあ。一般誌なので相当シナリオに磨きをかけないと生き残れないとは思うけど…。

2007.09.22 | | Comments(0) | Trackback(0) | コミック