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輝光翼戦記 天空のユミナ

輝光翼戦記 天空のユミナ 通常版8点。大作RPGですな。

ちょっとゲームとして重そうなので予約せずにスルーしたんだけど、ネットでの評判が予想以上によかったので、発売2ヶ月後に未開封特装版を購入。結局、予約特典の劇中歌を収録した特典CDをゲットし損ねたのは正直失敗だったかもと思うくらいはまりましたな。

クリアには144時間かかった。結局「希望の羽と絶望の羽」のクエストはクリアを諦めた。ベリダディアの称号はⅠとⅡしかクリアしていないけど、これはもういいよね。レベルも最終戦できちんと100までいってカンストしたし。

終了した今の感想を一言でいうと、大作RPGとしてはよくできているんじゃなかろうか。攻略wikiを見ないと細かいイベントは取り逃すけど、CG込みの大筋のイベントは全て網羅できるので問題なし。Badエンドである卒業エンドはちょっと気付きづらいので、この辺は要注意かなあ。

クリア順は推奨順に卒業End→雲母→藍→弓那→完結編。セーブデータの引き継ぎがうまくできないことがあるらしいとのことで、ちゃんとパッチは1.0.5.0まで当ててからプレイ。

ネタばれしたらおもしろくなさそうなので、続きは以下で。


シナリオ自体は、よくあるヒロインの成長物語で、歌で世界を救うというアイデアはまさにマクロスそのまま。でも、たかが学校の生徒会…おっと星徒会長選挙の話をいきなり宇宙を救う話にまで大風呂敷広げた割に、綺麗に終わらせた手腕には拍手。

学園編は基本コメディタッチのシナリオで進んでいくんだけど、論説部の四人+αがいる空間がとっても気持ちよくて楽しいのなんの。「…えーっ…と?」をBGMに弓那がボケて藍が明後日な方向に暴走して歩武が突っ込んで雲母がキレる。もう余りに完成された展開はコメディのお約束かと。素晴らしい完成度といえよう。

宇宙編に行くと、学園編とは一転変わって、スケールが大きくなる分話もどんどんインフレしていくのが、まるで王道少年マンガっぽい展開で楽しい。特に弓那なんてお母さんの背中を追いかけて、終いには宇宙さえも超えていっちゃうなんてやりすぎ!(笑) もちろん弓那だけじゃなくて、雲母や藍も彼女達の背後にある設定をしっかり活かした話の展開をしていてちゃんと無理なく決着をつけていたのもよかった。完結編はきちんと大団円していたね。ぶっとんだエンディングだったけど(笑)。

テーマは恋愛と言うより青春なので、あんまり色恋沙汰のイメージはないんだけど、作品のメインヒロインはもう弓那で決まり。告白されてテンぱるシーンとか初々しい。えっちシーンも弓那の方がかわいい。弓那ルートの最後のシーンで弓那からキスする場面とか、おバカなんだけどやる時はやるキャラクターが出てて、いいカップルだなあと。その点、藍はなんかえろすぎるし、雲母は声に艶がないからちょっとそういうシーンは合わないしなあ…。キャライメージは合ってるんだけどね。

RPGのバランスとしてはよくできてる方かと。オーディエンスを使った戦闘は最後まで頭を使わせるバランスは一つだけ残念なのは、とかく時間がかかりすぎるということ。戦闘はADV形式の間に挟まるんだけど、弓那達の世界のシナリオにリンクしていないので、クエストをこなすために戦闘をしていると、肝心のシナリオを忘れてしまうんだよね。だから途中で投げ出す人がちらほら見られるんだと思う。

あと、基本的に温めのバランスなんだけど、やりこみ系にするかどうかで少し迷いが見られる。正直クエストが多すぎるんじゃないか。大体クエストほぼ全部クリアするだけで、完結編最後にはレベルカンストしたし。攻略wikiにもあるがクリアするのがつらいクエストがちらほらあるのも問題。そういうのはやりこみ系クエストとして後回しにまとめてもらった方がよかったかも。wikiにはないが、『平和的殺戮兵器の心臓』とか『希望の羽と絶望の羽』は実は一番凶悪だと思うのは私だけ?

原画担当は松竜。松竜ってC✝Cのイメージが強かったんだけど、淡い塗りがアニメ調になったせいか結構映えるようになった。特にまつ毛の描き方がめっちゃ好き。この人の描く少女の憂いのある表情がとてもいいよね。まさに美少女って感じですな。このゲームでこの人に惚れました。余談だけどグリモアリスは表紙買いしちゃった。

声はやはりなんといっても弓那役の水霧けいとがお気に入り。大好きな声質なのでがんばって欲しいなあ。あとで一色ヒカル演じるお母さんの弓果が出てくるんだけど、弓那と瓜二つのテンションで激しく笑った。

そうそう、プログラム面は結構がんばったんじゃないだろうか。戦闘シーンがいまいち遅いとかアイテム確認の仕方が面倒くさいとかいろいろ不満はあるが、SDキャラを使った演出がそれを打ち消すほどよかった。SDキャラを3D描画して演出するのはこれが初めてじゃないか? くるくる回ったりハリセンでしばかれたり、見ていてかわいらしい。ちゃんとライティングもしてたよね。プログラム的な演出なので、バリエーションも豊富に出来そうで今後に期待できそう。

最後のタイトルで、この作品はエピソードⅠであると出てくるけど、シリーズ化するつもりなんだろうか。ベリちゃん達剣人族が住む世界とか、銀河連邦の世界とか、風呂敷広げた分一杯ネタはありそうなので、ぜひともアリスのランスみたいな大きなシリーズに育ってほしい。

テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム

2009.08.26 | | Comments(0) | Trackback(0) | ゲーム

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