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アスラクライン

アスラクライン 1 [DVD]初回限定版うーん、6点。以下、原作は未読な視点で。

製作はなのはA's以降を作ってた監督&スタジオだよね。人気原作ということもあって、おもしろそうな要素はちらほら見られるんだけど、もったいないというかなんというか…。全体的に演出のセンスが古臭く感じられて、見ててちょっとつらかった。朱浬さんの戦闘シーンのカットとか。かっこよくないんだよねえ…。唯一13話の翡翠による滑走路製作シーンはよかったけどね。

それに作画の乱れが結構つらい。最近のTVシリーズのクオリティの高さに慣れてしまうと、まるで10年前に戻ったかのようなこのクオリティはちょっとしんどい。

1期目の今シリーズは番組の最後に放映話のキーワードが出てくるんだけど、設定キーワード毎にエピソードを抜いていく方針だったんだろうか? 「今ある世界は二巡目」とか幽霊みたいな「射影体」、なぜか三つの組織に別れて争う世界、そして「悪魔」。これらの設定をいちいち解説しないことで、無駄に時間を使わず話の先が気になるように仕掛けたつもりだったんだろうが、正直成功したとは思えない。訳も分からず謎の言葉と周囲の能力者に振り回される主人公の智春のいらいら加減がこちらに伝わってきて、見てるこっちがいらいらしてくる。最後の哀音が消えるシーンでの「どうして先にいってくれなかったんだよおおおおおおっ!」の台詞はこっちの台詞だ(苦笑)。

そんな感じで、シナリオはアスラクライン世界を紹介する所に絞って、無理やり1クールで設定を消化した印象がある。たぶん、監督は2期目で原作のおいしい所、これらの設定を使った燃え話を展開したいんだろう。キャラもかわいいし、ラブコメ展開できる人間関係も十分あるんだけど、その辺はばっさり切ったくさい。なのはもそんな感じだったよなあ…。ただ、なのはと違って、世界観を支える設定があまりに多いので、そのような力押しをするには尺が足りなさすぎる気がする。ストーリー性の強い原作を持つアニメにありがちな、適当に原作エピソードを混ぜっ返してオリジナルエンドで終わる最悪の結末を迎えなければよいが…。まあ、見ている限りではシナリオ自体にまだ破綻が見えないのが救い。2期もとりあえず見てみるつもり。

なのははとても面白かったので、スタッフの人たちには頑張ってほしい。やっぱり「都築真紀がいないとだめか」と言われるとちょっとさみしいしね。個人的には都築真紀の新作を見たい気はするけどさ。

テーマ:アニメ - ジャンル:アニメ・コミック

2009.08.11 | | Comments(0) | Trackback(0) | アニメ

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はしばみゆう

Author:はしばみゆう
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